これは地球上にはびこっている共有無意識のものでもあるのですが。
これを自分はどれぐらい信じてしまっているかということに思いを馳せてみてください。
特に女性である場合この共有無意識は自尊心をひどく傷つけ、友情にひびが入り、母娘の縁を拗らせ 、 精神的にも物理的にも社会的にも私事にも孤立させてしまう原因にもなっています。
それは女性ゆえの貧困という社会問題にまで発展してしまっています。
昨日、セッション内にて、あるクライアントさんが職場の仲間に見下されて小馬鹿にされているというお話をしてくださったんですけれども。
その際にそのクライアントさまは『女だらけの職場だから。女だから。女だらけの職場だから悪い』と連呼しておられたのですね。
ですからちょっとここでそういった記事を書かさせていただきます。
結論から言うとそのクライアントさまの発言は無意識的ミソジニーというのです。
あいつは女だから分からないんだ知らないんだとお互いを意図的にも無意識的にも小馬鹿にしている状態だと思います。 女同士でね。
女だらけの職場でもものすごくチームワークがしっかりしていて 諍いのない職場などたくさんあります。
男だらけの職場でも諍いだらけ嫉妬まみれ足を引っ張り合う、そんな職場もたくさんあります。
女だから性格が悪いんだではありません。
その人だから性格が悪いんです。
男だからしっかりしているんだではありません。
その人だからしっかりしているんです。
男だから教養知識があるのではありません。
その人だから教養知識があるのです。
男でも 底意地が悪くドロドロしている男などこの世にごまんとおります。
女でも正々堂々としてサッパリした裏表のない女などもこの世にごまんとおります。
女=よろしくないものという意識的無意識的なものはこの地球上に残念ながら漂っています。
特に自分の今の肉体が女性の場合この共有無意識は非常なストレスとなっています。
無意識的に女である自分を完全否定しなければならないのですから。
私の知人が通っている整形外科のオーナードクターは女性で私と同年代ぐらいの四十歳かな?むろん男性も働いていますけれども、その医院、すごく雰囲気がいいですよ。
中心人物が気さくだとそういった人々が集まってきます。
そのドクターが女だから素晴らしいのではなくて。
そのドクターだから素晴らしいのです。
上記これらを固定観念とも言いますが、それにとらわれていると本当にそういった人たちにしか囲まれなくなりますよ。
自分が、あなたが、知らないだけで固定観念を覆すような人々というのは世の中にたくさんいます。
女が嫌みったらしいのではなく、その人が嫌みったらしいのです。
女=悪という固定観念を植え付けられているのは1975年以上生まれの人にものすごく多く見られます。
女にも極悪人はいます。男にも極悪人がいるように。
女=悪というマトリクスから抜け出せないのならばそれでいいと思います。
そういった苦しい人生が一生涯続くだけですから。
そこから抜け出したいのならば、少し理性上だけでも上記のことを認識してみると、また人間関係が変わると思いますよ。
そもそも『女って本当に嫌よね』っておんな友達に言うってさ。
その女友達に対しても、女の身である自分に対しても凄まじく無礼極まりないですよね。
自分の母親に対しての侮辱や暴言にもなります。
(無意識に自分の母を否定して侮辱したいがゆえの女性蔑視者も大勢いますが。 それについてはまた別の記事にてでも。)
そもそも上記のクライアントさんは『女だから悪いのだ』と言っていましたが。
ではなぜ女であるセラピスト(伊藤)に大切なお金を支払ってセッションを受けているの?(笑)
リピートしてくれるわけだし多少は信頼してくださっているからでしょう?
てか当方、男性クライアントさんも結構いるんだけど(笑)
上記の『女=よろしくないもの』という方程式に当てはめちゃったら 彼らの立場はどうなるの?(笑)
まぁ、ともかく。
まずは自分自身の固定観念の中に『女=よろしくないもの』というものが植え付けられてしまっているのだと理性上で、しっかり認識した方が良いと思います。
これを読んでいる男も女も。
認識を新たにしない限り、これからの時代ますます生きづらくなることでしょう。
意識的もしくは無意識的な女性嫌悪や女性蔑視を持っている男も女も。
それらを持っていると、 今まさにこの記事を読んでいる あなたが男だろうが女だろうが。
これから生きるのがものすごく辛いと思いますよ。
二極化がどんどんどんどん進んでいってるからね。
アセンションする人はどんどんアセンション。ディセンションする人はどんどんディセンション。(あら。なんか歌みたいw)