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こんばんは。
東京自由が丘ヒーリングルーム緑の伊藤です。
少しいつもの記事と趣向が違いますがお付き合いください。
この記事はあるひとつの過去の出来事の手放し(浄化)のお話になります。
あくまでもケーススタディとしてご一読くだされば幸いです。
ある方のサードディグリー後のお話です。
あくまでも一例であり、以下は全員に必要なものではありません。セッション時に消化できるものがほとんどですし、また、セルフヒプノ(自分で自分の過去を癒やすこと)が1番ですよ。
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ことのあらましを手短にお伝えします。
まだ木枯らし吹く寒い時期に対面セッションをしたAさまのその後の施術アフターケア的な野外セッションをしました。今月11日に。
場所は千葉県の美浜区は検見川浜。
もちろん無理矢理ではないですよ。ご本人のご希望です。
Aさんのお住まいからほど近い海です。
Aさんは当方にてサードディグリーまで受けられましたので、伝授後の個人課外授業・個人実践講座的な側面もあります。
この一連の話は、こちらも乗りかかった船ですし、また私もこういったこともあるのだと、貴重な経験を積ませて戴いたのだと思います。
詳しくはサブブログのカテゴリー『ちいさくておおきな旅』を参照のこと。
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本当は海に直行するはずでしたが紆余曲折あり、まずはその土地を守護する土地神である検見川神社に詣りました。
土地神からは、これから行う海でのセッションのサポートもして戴きました。
Aさんと海の因縁の決着(浄化してくれる)手助けをしてくれた訳ですね。
検見川神社さんは。
またかの神社にはAさんの過去(生)にもおおいに関係するものがあったのでした。
今回の旅の主目的の重要なキーが。
だからまずはじめに検見川神社に行かねばならなかったわけです。
以下は検見川神社境内に在るお茶屋さんでの出来事です。
それに続くAさん。
その席に座ると
一枚のこの写真。
それを見てギョッとする私とAさん。
私「Aさん。あれ見て」
A「あ…」
それはこの旅をする事に繋がったAさんの対面セッション時に現れたAさんの過去生ビジョンそのものでした。
以下はAさんの許諾を得て掲載します。
長くなるので端折りますが、対面セッション時にAさんの対峙しなくてはならぬ過去生である、ボートが転覆して海で溺れて亡くなったある青年(つまりAさんでもある)を海から引きずり出して救出する…というヒプノ的セッションを図らずも行ったんですね。
そのセッション時はAさんの恐れの感情を掘り下げていたのですが、いくらレイキを送ったり色々しても反応がない状態になってしまったので、エネルギーを再度リーディングしてみると恐怖と絶望的な焦りと悲しみとで委縮した状態のエネルギー(氣)が小さく固まっていました。
いつもならそのエネルギーをリーディングしてゆけば何らかのかたちで糸口が見つかるのですが、この時は全くそれがなく、どこまで意識を辿っても暗闇の虚空にただ恐怖で委縮したAさんの古い古い意識の塊がポツンとある。
いつもならそのエネルギーをリーディングしてゆけば何らかのかたちで糸口が見つかるのですが、この時は全くそれがなく、どこまで意識を辿っても暗闇の虚空にただ恐怖で委縮したAさんの古い古い意識の塊がポツンとある。
そんなビジョンしか見えてきませんでした。
さらに私は意識をAさんのその古い古い意識(記憶)に焦点を合わせてみました。
その暗闇の虚無のような空間は、虚空などではなく青黒い水…海の中でした。
青黒い海底へ人間が沈んでゆく光景。
それは過去のAさんでした。
私はAさんの意識野に完全に入り込みました。
海底へと沈みゆく青年(過去のAさん)を必死に掴み、火事場の馬鹿力で海面へ引きずり上げて浜まで引きずって必死に(レイキで)あたためる。
受け手であるAさんの体の冷えと震えが止まるまで。
レイキは時空を超えて作用もしますから、過去の致命的出来事をも癒やします。
過去(過去生含む)は変えられません。
ですがその時の絶望感や恐怖心や自分を許せないという悲しみは癒やすことが出来る。
とくに癒やされねば次のステージに行けない重要なキーだとこういったセッションも稀にあります。
その出来事はAさんの今に強く影響を及ぼしている。
Aさんはこの舟に乗って転覆しまいと絶望的な気持ちで必死で帆を操っている夢を幼少期から繰り返し見ていたそうです。
今の人生で「誰よりも自分がいちばん信用ならない…」とAさんは以前セッションで悲しくおっしゃっていた。
それもそのはず、自分のミスで舟が転覆してしまった。そして自分のミスで溺死してしまったのだから。
だから常に現在も「誰よりも自分がいちばん信用できない」。
強烈な出来事とはこのこと。
現在の自分を、現在の人生を、信用するためにも、これは対峙しなくてはならなかった過去生の案件だったわけです。
自分を信じるから自信。
これがないといつの生もしんどくなるし、未来が開けません。
いつまでも自分を信用できなくなるような事象を生み出してしまうことになりかねない。
自己肯定ができないと人生はつらいものになってしまう。
過去も現在も果ては未来も辛いまま。
未来の自分のために、今をそして過去を癒やす。
だからこの案件は向き合うものだったわけです。
過去のAさんが今のAさんに干渉していては互いに辛いままです。
だから浄化(供養)する。
自分で自分の過去を供養する。
Aさんのハイヤーセルフ(真我)はそう決めた。
だからこの一連の流れになった。
Aさんのエゴ(自我)はそうとは解らなくても。

その時の舟(ボート)がまんまこれ、これそのもの。
そして帆。
この質感、なにもかも同じ。
Aさんは今生で溺れて生命の危機にさらされた経験はありません。
なぜなら溺れるもなにも、海はおろか学校のプールさえ色んな理由を考えては絶対に入らなかったそうですから。
Aさんの海に(プールなどの容量の多い水)対する恐怖心は物理的肉体にも表れているほどですし(どんなに温めても運動をしても手足の末端が氷のように冷たい。末端は冷たいのに内臓は熱い…海で溺れていると肉体はこういう状態になります。)、今生で決着つける案件なのでしょう。
過去生でも簡単に浄化してスルーできるタイプのもの(出来事)と、きちんと向き合う必要のあるタイプのもの(出来事)があります。
(もちろんこれもひとによりけり千差万別)
私ごときはもちろん検見川神社さんでさえ、ただのお手伝いさんであり、あくまでも決着つけるのはご本人、Aさんの意思であります。
本人の意思決定がものを言います。
サードディグリーを受けるとそういった意志も強くなります。
ハイヤーセルフが「いいかげん今生であの出来事に決着つけよう…」となるわけ。
だからそういった流れに自然に繋がる。
過去を癒やすと(成仏させると)、どうなるか。
現在の自分が変わる。
現在の自分が変わるから、未来時間への選択が変わるし、選択肢そのものも大幅に増えるわけです。
未来時間の最も素晴らしい自分がいる方へと進むことができるわけ。
この海は埋立地ですから、その件の当時は沖合いということになりますね。
つまり現場に近いあるいは現場だったのでしょう。
海から揚がったあとはAさんにレイキを流しました。体が少し緊張していましたしね。
この日の海は優しくて。Aさんを優しく包む。
海風も。
誇り高い船乗りであった過去を。
どうか人生(今生)を悲観しないでくれろ、と。
悲観しないで自分を信じて今生を切り開いてくれろ、それがこのお兄さん(過去のAさんの)成仏であると。
これからAさんの道も物理的にまた違ってくるでしょう。
上記これらは過去生のほんの一部でしかありません。
人には過去生が数多あるのですから。
サードディグリーになるとそういった“導き”も加速します。
ハイヤーセルフのみならず、自分を守護してくれている(あまたいる)存在たちからのアプローチが如実に増えてゆきます。
上記のように解りやすい場合もあれば、そうと理性上では認識しない(認識する間もない)場合もあります。
ひとつ言えるのはサードディグリー後、ごく自然に、自然とそういった流れに繋がるということ。
ごく自然にサポートしてくれる人(この場合は私)や、物理的行動を起こすための時間やお金や精神状態(心の余裕)が整うということ。
その時はなんの脈絡もない繋がりもないような、ひとつの事象(行動)がまるで点であり、その点とほかの点(行動)が、やがて確かな線のようにひとつひとつ繋がってゆくということ。
そしてやがて暗中模索の森の中を道なき道を進んでいたはずなのに、いつの間にか道が大きく開けてゆくということ。
まだ時期でなかったりするものを強引または無理矢理に開放・浄化・手放しするのではないということ。
ゆえに、心身に負担がかからず、とても安全であるということ。
安全であるにも関わらずそのスピードは段々と早まってゆくこと。
メインブログ内にある「ちいさくておおきな旅」には私のそういった流れの話も記載されていますが。
レイキにはあらゆる作用があります。
単なる神秘体験などではなく、(神秘体験は余興に過ぎない)この物理的現実世界で自分を、自分の人生、人の生を腐らせない、輝かすこと。
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みんな、自分自身に優しくなって。
そしてありのままにね。
みんな可能性は無限だし、愛を注がれる価値があるし、自分自身を表現する権利もある。
だから、もっと自分がハッピーになれることに時間を使って、そして堂々としてね。
今こそがあなたの輝く季節なのだから。
壮大な運命が待っているわ。
byカイリージェンナー
どなたさまにも感謝を添えて
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①受信メールそのものがこちらに届いていない。
②こちらからの返信が迷惑メール扱いになっている。
などが考えられます。
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お手数ですが、その場合は別アドレスなどから再度御連絡願います。
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