その苦悶は大切な道標

人生とは見方によって変えられる。
それは例えば心身の「痛み」も見方によって変えることが出来ます。
辛い物理的な肉体の痛みや心の痛み、または病であっても、その痛みや病はいったいどこから始まっているのか、いったい根幹は何から由来しているのかを紐解き、知ることで、対処する方法が見えてくる。
20年間、父の心臓病と母の多発性嚢胞腎臓病で悩んできた私のその20年間を振り返ると、その痛みや病によって出会った人たちがおり、その痛みと病によって人の優しさに触れ、その痛みや苦悩から知識を得て、人生の選択も変わってきました。
人生の選択。
こうしてレイキセラピストとして生きている自分を二十数年前の私は知らない。
今、レイキセラピストとして生きている私は過去の苦悶している自分へレイキを流し続けています。
痛みや病が、これから歩んで行く人生のための道標であったとしたら。
時空を超えた存在たちや未来の自分からのメッセージであったとしたら。
そして、なすべきことを怠っていたことの教えであったとしたら。
今、苦悶している方へ。
その苦悶は、これからあなたが歩んで行く人生ための大切な道標(みちしるべ)なのでしょう。
その苦悶は決して、過去(生)の罪の償いとしての罰などではありません。
今辛い立場にいる人をそう言って脅してかかる人々がいるのも存じていますが。
その苦悶は決して無駄ではないし罰でもない。
その苦悶は人生の糧であり、あなたの大切な人生の大切なみちしるべです。
そしてどんな神仏よりも、頼もしい未来のあなた自身が現在のあなたを見守り導いてくれています。