キユーピー株式会社と台湾Hung Kuang Universityの研究チームは、機能性ヒアルロン酸「ヒアベスト」のシワ・乾燥改善効果を評価しました。同研究成果は以下の論文に掲載されています。

 

『Oral Hyaluronan Relieves Wrinkles and Improves Dry Skin: A 12-Week Double-Blinded, Placebo-Controlled Study(経口ヒアルロン酸はシワを緩和し、乾燥肌を改善する:12週間の二重盲検プラセボ対照試験)』

Nutrients. 2021 Jul; 13(7): 2220.

 

キユーピー株式会社は、マヨネーズ作りに欠かせない食酢の発酵技術を活かして、ヒアルロン酸を製造しています。機能性表示対応のヒアルロン酸「ヒアベスト(S)LF-P」、美容に特化したヒアルロン酸サプリメント「ヒアロモイスチャー240」、美容ジェル「キユートピア ヒアロワン」などを販売しています。

 

ヒアロモイスチャー に対する画像結果

画像出典:キユーピー株式会社


同研究では、健康なアジアの男女40名(35〜64歳)を二つのグループに分け、一日120 mgのヒアベスト、もしくは偽薬(プラセボ)を12週間毎日摂取しました。摂取期間前後のシワ、角層水分量、経表皮水分損失量、弾力性、および肌の画像を評価しました。

 

ヒアベスト群は、8週間目および12週間目の段階で、摂取前と比較して、しわ、角層水分量、弾力性が有意に改善しました。プラセボ群と比較すると、12週間目におけるシワ、角層水分量、経表皮水分損失、弾力性が有意に優れていました。

 

本結果より、ヒアベストの経口摂取は肌状態の改善に有用と結論付けられています。