先日、医科歯科連携の講習会に出席しました。

話題は、「周術期の口腔衛生について」です。

簡単に言うと、「手術をする方は、お口の中をキレイにしておきましょう」と言うことです。

具体的には、例えば、ガンで放射線治療や抗がん剤治療をする方は、口内炎などのトラブルに遭遇する機会が多いのですが、あらたじめ、お口の中をキレイにしておくと、そのようなトラブルが、かなり、軽減される確率が高いのです。

また、人工呼吸器を使用する手術を受けるときにも、お口の中をキレイにしておかないと、誤嚥性肺炎になるリスクが高くなってしまいます。

残念ながら、医師から「かかりつけの歯医者さんへ行ってお口の中をキレイにしてもらって下さい」と指示を受ける場合が少ないようです。

なので、このことは、患者さん自身が、知っておくといいでしょう。

病気を治す際には、口から食物を食べ、栄養を摂取し、体力をつけることが、とても大切です。

入れ歯の調子を見ておくことも大切なのです。

「歯や口のトラブルで死なない!」と思っている方は、要注意ですよ!

ヒトは、口を使い、食物を歯で噛み砕いて食べなければ、死にます。

だから、病気を治す際に、口の中をキレイにしておかないと、例え、処置が成功しても、処置後の管理が失敗してしまう可能性が高いのです。

つまりのところ、日頃から、お口の中をキレイにしておくことは、とても大切なことです。

当歯科医院でも、現在、数名の方が、周術期の口腔衛生管理を行っています。

今からでも遅くないので、かかりつけの歯医者さんでお口の中をキレイにしてもらいましょう。