なるようにしかならない 人間の力など自然の営みの前には全くの無力だ

そして終わりよければ全てよし これこそ古よりの知恵

懐深き自然に身を委ねてこそみずからも生きられる

そうやって馬齢を重ねる 百姓親父の居直り居座り

足腰弱く膝も悪いから動けないだけだが 口だけは


斯して皆様のおかげで未曾有の年の収穫を終えられる

受けた恩は畑に返す 夏草を刈り猪の運動場は取り上げる

古里の風景こそ我が慰め 変わらぬ梅の里よ永遠に