こんばんわ!
今日は先日紹介したジャンクになってしまったルガーP-08のアッパーレシーバーをマヂでブルーイングしてみました。
また気まぐれか…なんて思わないでくださいね😅
先日ブログに書いたジャンクのフレーム。
ヘビーウエイト樹脂なのでブルーイングの試験に使ってると書きました🖊
実は写真のブルーメタル色になってる箇所はバーチウッドのプレストマグ(PRESTO MAG)でテスト染めした箇所です。
この染めた箇所…驚く事にオイルも塗らずに1ヶ月以上は経ってますが全然酸化して黒くなってません✨
プレストマグの本当の用途は鉄をスーパーブルーより更に深みのある青➰青鉄色に染める物です☝
スーパーブルーより反応速度は遅く素材に原液を着けてもスーパーブルーやアルミブラックと違い黒く焼けたりしません。
ご存知の方は解ると思いますがスーパーブルーもアルミブラックも鉄やヘビーウエイト樹脂に最初から原液を塗ると直ぐに焼けてしまいます。
プレストマグはゆっくり、そして深く染めていくようです。
しかも、ほっといても色焼けしないと言うことは完全な被膜が構成されてると思います。
実際テスト染めした箇所に後からプレストマグ原液を塗っても弾くだけでそれ以上は染まりません。
染まり切ってる…という感じのようです🤔
そんな理由で、このジャンクになったタナカP-08のアッパーレシーバー➰こちらは破損して無いけど本気で染めて試験して見ることにしました。
先ずは、バレル内部以外は分解出来るのでシアーバー等は取り外します🔧
さて研磨していきますが…イヤイヤ美しい形状の銃ですが、研磨するとなるとなんて複雑な形状😅
突起や溝も多く複雑な傾斜も多数ありますので、これは大変です!
柔らかいヘビーウエイト樹脂ですので少しでも削り過ぎるとバランスが崩れたり刻印が消えてしまいますので細心の注意が必要です🤨💦
バレルも接着されてるのか、分離出来ないので段差も丁寧に研磨してきます。
何と行っても面倒なのはフロントサイトでした。
バレルと一体成型ですので、この部分を磨くのは難易度かなり高めです!
フロントサイトの細部の仕上げはピンセットでポリッシュを挟みシコシコ丁寧に磨き上げました!
さて磨くこと3時間…こりゃ、あまり皆さんブルーイングしない訳だと思いつつも作業終了⏱
同じアッパーレシーバーのルガーと比較➰上のレシーバーはアルミのように輝いてます✨
それではプレストマグでブルーイング開始!
今回は原液をコットンで擦り込んで染めます。
これで4回染めたところです。
かなり青鉄色に染まってます😄
コレをポリッシュで磨くと…
正に青鉄色に染まりました。
この後に多めの原液を1回擦り込んで少し青みが追加されましたが、それ以上は変化無しになりました。
染まりきった感じです。
次にレシーバー側を染めていきます☝
こちらも5回くらい染めては拭き取りを繰り返してから1回ポリッシュで軽く磨きました。
刻印の横に色ムラがありますね👀
ここで最終仕上げとしてコットンに多めのプレストマグを染み込ませ一気に擦り込み色を出しました。
次に仕上げのポリッシュをしますが、その前にルガーのレシーバーは小さい穴や溝が多いです!
この中に入った原液は綺麗に拭き取ってから磨かないと磨いてる時に液が糸を引き色焼けしてしまいますので注意ですね🙃➰僕は洗わないよ🚰
さて磨くこと5分くらい。
綺麗に染まってるので軽く磨くだけで光りました✨✨
アルミブラックとは違い、ブルーメタルではなく青鉄色といった感じに仕上がりました。
今回は真面目に(?)染めましたがプレストマグは正に実銃のような輝きになりました。
YouTubeなどでよく見る程度の良いルガーと同じような色です😍キレイ
左側の刻印もバッチリ残ってます。
チャンバー上にはKの刻印。
これらの写真は全くオイル等は塗ってません。
ポリッシュで磨いただけです。
試しにジャンク品のメタルブルーコートで塗ったブリーチハウジングを付けてみました。
思ったより違和感ないなぁ…イケるかも🙄
さて、かなり上手く染め上がりました♪
こちらのレシーバーは、何も塗らないで暫く放置して変色するか観察してみます🔎
プレストマグは素材の下地の処理をシッカリやればブルーイングに慣れてない方でも成功する確率はかなり高いと思います✋焼けにくい♪
お勧めでは、ありますが入手困難なのがネックですね😅
色焼けチェックの結果については、また後日、御報告致します📢

それでは次回も何卒宜しくお願い申し上げます🙇