こんばんは!
本日は昨日の続きで、マルシンのM1910ヘビーウエイト組立てキットをブルーイングしてみます!
今回はバーチウッドPRESTO MAGとアルミブラックを使ってます。
昨日の実験で念願のダイカストパーツのブルーイング方法を確立したので本体もフルブルーイングしてキットを組み立てます。
昨日ダイカストのパーツを研磨して下地を出しましたので作業前に再度ポリッシュかけてからパーツクリーナーで脱脂しました。
さて…それではブルーイングします🤭㊙
アッサリ完済!
今回は試しにPRESTO MAGで下地の被膜を構成させてからアルミブラックで仕上げてみました。
この組み合わせは私も初めてです。
PRESTO MAGはスチールなどで深い青みを出せるブルーイング液です。
やはりアルミブラックのみ使用よりも青みが深く紺メタと言った感じで重厚感がでましたね🤔ナルホド
次は同じ様に下地処理をしたヘビーウエイトのフレームとスライドを染めていきます。
こちらは通常どうりにコツコツと手染めです。
ただ、やはり最初はPRESTO MAG(原液)で下地の被膜を構成させていきました。
写真は部分的に青みが出てきたのでアルミブラックで仕上げに入る前の状態です。
ヘビーウエイトの仕上げは下地が出来たら一気に青みを出します。
長々とやってるとせっかくの下地が焼けて剥がれてしまうからです。
特に今回は仕上げはアルミブラックの原液ですのて注意が必要です。
やはりヘビーウエイトも若干鉄色に近いというか深い青みになりましたね。
アウターバレルはABS製ですので染められませんからメタルブルーコートで塗装してから色合いを調整してます。
写真は染めたてなので、まだオイルが着いてない状態です。
オイルが着くと深みがまします。
さて➰これで染め上げは完了です。
これから組んでいきますがマルシンのブローニングM1910は結構リアルに出来てるので部品点数が多いんですよね。
しかもキットなので新品パーツを組み合わせますので少し面倒かな?
まぁ…私は過去に何回もバラしてるので予備知識があるから何とかなるでしょう。
傷をつけないように慎重に組み立ます➰🔧
ふ〜ここまで組めた😅
さて完成!
うん➰悪くはないようだな🤔
裏は…😱
あっ…いや待てよ…あ〜焼けちゃた😥ダメ
矢印の箇所が黒いですね💦
これは酸化防止のスプレーが少なくて組んでる内に焼けちゃたんですね…😆
一度焼けて黒くなったら二度と輝きは出ません🙅
考えてもしょうが無い!➰やり直し👇
まぁ…正直慣れてますので😅
ただ一度染めたヘビーウエイトは再研磨するのは新品よりも面倒だと言う事ですね☝
ふ〜やっと再研磨出来た。
この時に気をつけるのは刻印を削り落とさないことです。
次に1000番〜3000番で仕上げてから染めます。
仕上げは大切です☝
ついでに、今日は特別に染めの進行をご紹介しちゃいましょう👍
今回は手にいれたPRESTO MAGで下地の酸化被膜を作ります。
写真はPRESTO MAG(以降PMで)1回コットンで塗って拭き取ったところです。
PMは原液でイケるので初心者の方にはお勧めですが手に入らないだろうなぁ…その場合はアルミブラックを希釈して使いますが…これも手に入りづらいなぁ…😅
(全てバーチウッドです)
PM3回塗って拭き取りを繰り返し軽くポリッシュをかけたところです。
すでにメタルブラックになってます。
この色が好みの方は、ここで仕上げのポリッシュをかけて終了しても良いでしょうね😊
PM5回処理後にポリッシュをかけたところです。
だいぶ青みが出てきました。
この色も良いなぁ…🙃
PM7回処理後にポリッシュかけました。
これは、もうある種スチールブルーの色です。
アルミブラックとは違う味わいですね👀悪くない!
もう1回PMを塗ったら更にブルーが強くなりましたがこれ以上は青みを強くするためにアルミブラックで染めます。
すでにPMで酸化被膜は構成されてるのでアルミブラックの原液で一気に青みを出し仕上げます!
と言っても原液!
酸化被膜に塗りっぱなしだと元の様に黒く酸化し過ぎてしまいます。
部分的に様子をみながら青くしていきます。
青くする箇所にコットンにたっぷりアルミブラックを染み込ませ塗り込みます。
青くなったら素早く拭き取ります。
写真はグリップはすでに青くなってますが先端はまだPMで構成された酸化被膜のままです☝
順番に処理していき➰これでほぼ完成!😰神経使います💦
青みが全然違いますね😊
「染め上がり後の酸化防止スプレーはここで、たっぷり吹きました💨」

染めの特に気をつけたいのはトリガーガードなどの↑の部分です。
他の箇所の発色に気を取られてる時に↑の箇所に原液が溜まり焼けてしまうんですね。
こういう箇所は染めながら角の部分に溜まった原液は直ぐに拭き取りましょう✨
無事に、昨日染めたスライドと同じ感じに染め上がりましたね😊
仮組みで色合いをチェック!
うん➰今度は大丈夫でした👌
染めて色が決まったら直ぐにシリコンオイルスプレーして酸化を止めます。
そうしないと今日のように酸化が進み黒屋焼けしてやり直しになります。
スプレー後にビニール袋に入れてある程度すると色も安定します。
酸化被膜はオイルが切れると、また進行することもありますし、せっかくの被膜が手の汗などで破壊されることもあります。
ですのでブルーイングしたモデルガンは主に撃たないで観賞用となりますね。
これはエアガンでも同じです。

 この色で、どうしても手に取り頬ずりして手に握り楽しみたいと言う方はコーティングする手もあります。

私がブルーイングしたエアガンなども↑このトアインクラックでコーティングする時もあります。

もう、かなりブルーイングしてコーティング後にオークションで売っちゃたのもあります😅

ただ光り方が少し変わるのと粒にならないように塗るのは、かなり慣れが必要で難しいです。

左がノーマルで、右が今完成したブルーイングM1910です♫
そう断捨離用のブローニングキットだったので、これもオークションいきですね🛎🔨
ブルーイングした方が喜ばれんるんですよね😊

しかし染料!研磨剤、塗料、そして加工時間と技と時間と手間とお金は凄くかかってます。
もったいないかな…😅

はい➰ということでブルーイングの秘密を少し公開してしまいました㊙
御自分で挑戦する方はあくまで自己責任で挑戦してくださいね。
納得出来るまでには私も凄い時間が、かかりました⏰

さて次は…久々に南部でも染めて見ようかな🤔PM良いな!

それでは次回も何卒宜しくお願い申し上げます🙇