こんばんは!
本日は昨日の続きです。
下地まで磨き出したMGC製MP40のチューブ(チャンバーカバー)とマガジンガイドをブルーイングして仕上げます。
先ずはブルーイング前にスチールウールで各部を磨いていきます。
マガジンガイドをズラして下地を染めます。
チャンバーを止める為にカシメてある部分は、このマガジンガイドで隠れます。
時には加熱しながら染めては磨き染めては磨きの繰り返しです💦
加熱してるので乾くと有毒な被膜が張りますのでスチールウールで磨いて落としながら研磨していきます。
⚠クドいですが加熱しながらのブルーイングは毒ガスが出て大変危険ですので、真似しないで下さいね⚠
そろそろ本染めに入ります。
チャンバー周りから仕上げていきました。
スチールブルーを塗って黒錆の酸化被膜を張りながら磨き更に染めていきます。
スチールウールであまり磨き過ぎると、せっかくの酸化被膜が剥がれてしまいますので優しく磨きます。
それでも酸化被膜は少しづつ剥げて空中に飛散します。
必ずマスクをしないと鼻の中は真っ黒になります👃
加熱すれば毒ガス(💀マヂ)が出るは、磨けば研磨したカスが飛散するはと➰実はブルーイングとはかなり危険な作業なんですよね😅身体に悪いよ。
一通り黒い酸化被膜が張れました。
この状態だとスチールブラックといった感じの色です。
次は新しいブルーイング液を擦り込んで青い色を発色させていきます。
いきなり青色に発色させてもよいのですが下地に酸化被膜を張り次に発色させたほうが被膜は厚くなります。
でいきなりですが発色しました。
(実際は1時間以上かかってます)
後は薬液の乾燥した物を拭き取ります。
この後はスチールウールではあまり磨きません。
色が落ちてしまいマダラになってしまいますので☝


今日はバレルも塗装してみました。
特に表面は磨かなかったので、かなりボコボコしてます。
当時のモデルガンの仕上げは、現代ほどよくありませんからね😅
サイトのスチールパーツも染めようかと思いましたが、ピンを抜くのが怖くてやめました。
なんせ50年以上前のダイカストですのでモロッといくと困りますから…人様の物ですからね😊
塗装は普通にミッチャクロンを塗布後にキャロムショットのメタルブルーコートを塗りました。
以前に私のマルシンMP40を塗装した要領で塗装しましたが…どうかな?
色の好みは人それぞれなので所有者のdelta様が気に入るか心配です🤔ドウカナ
さてブルーイングしたチューブも何時もの金属防汚防錆コーティング剤トアインクラックを吹きました。

 その後どうしても発色しない錆の跡は少しメタルブルーコートで補修してます。

殆ど色の差異は解らなくしてあります👌

仕上がりはこんな感じです(^o^;)
コーティングをすると更にスチールブルーが引き立つんですよね✨
マガジンガイド付近とフレームをロックする穴周りはかなり酷く侵蝕されてましが錆チェンジャーで処理して焼きを入れて、ブルーイングして、補修塗装をして、コーティングしてあります。
かなり手間を食った箇所です💦
チャンバー内も錆び止め処理をしてあります。
塗装したバレルとチューブはこんな感じ。
バレルは完全塗装でチューブはブルーイングです。
互いにかなり近い発色はしてますが、気になる方は気になるかな?
バレルはMGCで新品時の処理は黒染めだったので新品を知ってる方は違和感あるかもしれませんね😅
でも実銃はブルーイングです。
上のMP40は私のマルシン製で以前御紹介したとおりメタルブルーコート塗装です。
写真では解りづらいですが、やはり良く見るとブルーイングの方が光ってます。
次回はフレーム関係に手を着ける予定です。

それでは次回も何卒宜しくお願い申し上げます🙇