第69期の成人式同期会が開催されました! | 梅の実会

第69期の成人式同期会が開催されました!

令和4年1月10日(月・祝)に、第69期の皆さんの成人式同期会が、会館とどろきにて開催されました。

第69期の成人式の皆さま、おめでとうございます!

 

昨年の第68期の成人式同期会はコロナ感染症拡大防止のため中止となりましたので、2年ぶりの開催となりました。

 

本年は、コロナの感染拡大防止措置を充分に実施して開催することが出来ましたが、年明けからのデルタ株拡大に鑑み、梅の実会、及び学校からの参加を原則自粛し、学校からは当時の学年主任でありました。廣井先生のみの参加とさせていただきました。

 

当日の模様が69期の方から届きました!

 

 

同期会開催にあたり、堀米達也梅の実会会長、及び安部賢一学校長よりお祝いのお言葉を頂戴しておりますので、掲載させて頂きます。

 

『堀米達也会長より』

 西中原中学校第69期生の皆さん、20歳おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。私は、西中原中学校同窓会、梅の実会の会長を務めております第25期生の堀米達也と申します。本日は、梅の実会を代表して皆様に一言お祝いの言葉を申し上げます。

 皆さん方は、コロナ禍という厳しい状況にあって、大変苦労されていることと思います。学業においても仕事においても戸惑うことばかりではないでしょうか。私自身、感染が始まった当時、混乱しながら学校運営をしていました。卒業式、入学式はどのようにしたらよいのか、授業をどうするか等課題が山積する中、知恵を出し合いながら進めていました。現在、感染者数が減少し日常の生活を取り戻しつつありますが、新型の変異株が現れ予断を許さない事態であることは変わりありません。今後も互いに協力しながら感染予防に努め、コロナを克服していければと思います。

コロナ禍という厳しい状況でありますが、皆さん方の後輩は、学業にスポーツに励んでいます。川崎市中学校総合体育大会において20年連続40回目の総合優勝を成し遂げました。卒業生が築いてきた伝統を後輩がしっかり受け継いでいます。これからも地域の一員として後輩の活躍を支えてほしいと思います。

さて、現在、情報化が進む中、Society5.0といわれるより豊かな社会の実現を目指しています。皆さん方は、近い将来、社会の中でその中心的な役割を果たしていくようになっていきます。やりがいがある事ですが半面、苦労も多いかと思います。大河ドラマで取り上げられた渋沢栄一も皆が幸せに暮らせる国づくりのため、どんな困難にも負けず、乗り越え日本資本主義経済の基盤を作りました。20歳になられた皆様におかれましては、激動する社会にあって、西中原中学校の卒業生としての誇りも高く、自分らしく様々な分野で先駆をきり、豊かな社会を創る担い手になっていただきたいと思います。

皆様方の今後のご健闘を心から祈り、お祝いの挨拶とさせていただきます。

 

『安部賢一学校長より』

西中原中学校69期生の皆さん、新成人おめでとうございます。保護者の皆さんにもこの日を無事に迎えられたことを心からお祝い申し上げます。

楽しみにしていた成人式後の同窓会ですが、新型コロナウイルス・オミクロン株の急激な感染拡大で、教職員が参加を見合わせることになり、大変申し訳ありません。

当日は学年主任の廣井先生以下、1組から12組までの担任、そして副担任の先生たちも参加を楽しみにしていましたので大変残念です。また、校長の私にとっても皆さんは最初の卒業生でしたのでとても楽しみにしていました。

過日、幹事の德留さんと岩田さんが校長室を訪ねてきてくれて、同窓会の参加者が350名以上になることを聞きました。改めて69期生、そして西中生の結束の強さを感じます。

皆さんが3年生だった2016年度の思い出を2つ書き留めたいと思います。

一つは、雨のなか強行した体育祭です。夜明け前からすでに降りだし、朝になるとグランドは一面光の海でした。ぎりぎりまで実施するか延期かで教員の間でも紛糾しました。

多くの体育科の先生は延期を希望しました。これまでの練習の成果を良いコンディションでやらせてあげたいとの思いが強かったのです。これが土曜日なら私も迷わず翌日に順延していたことでしょう。しかし、この日は日曜日で次週には市総体を控えていました。延期するとなると平日開催となり、それでは多くの保護者やご家族の皆さんが観戦できません。そのため断腸の思いで体育祭を決行したのでした。

この時、早朝から大勢の生徒が登校し、グランドの水取りに励み、懸命に整備する姿が大変印象に残っています。

実は、競技中に雨がひどくなってきて、本部テントの中では午前中で体育祭を切り上げるか否かの議論もありました。この時、学年主任の廣井先生が最後までやらせてあげたいと主張したことを鮮明に覚えています。私は昼の部活動紹介を省略するという折衷案で押し切り、午後も続行する決断をしました。しかし、後日、3年生の保護者から「部活動紹介こそ見たかった。」と言われて衝撃を受けたことを覚えています。

もう一つの思い出は卒業式です。生徒会長だった德留さんの卒業生代表の言葉の途中、先生たちをステージ上に招ねき謝辞と歌を贈るアドリブがありました。普段は強面(こわおもて)の先生たちが一様に涙を流したのは、皆さんの涙ながらの声を聴き、ともに過ごした3年間の苦しさ、楽しさを思い出したからに違いありません。この時は私までもらい泣きをしたことを覚えています。

今年度(2021年度)本校は、市総体20連覇を達成しました。69期生が受けた先輩からのバトンは着実に後輩に引き継がれています。成人した皆さんには、西中原中学校の卒業生であることを誇りし、これからは大人として、卒業生として、そして地域の一員として、本校と後輩たちを物心両面から末長く支援してくれることを期待します。