調剤薬局事務チェリーの気まぐれ日記

調剤薬局事務チェリーの気まぐれ日記

日々のちょっとしたことや大好きな猫のこと、仕事の調剤薬局事務の事などなど、いろいろ書いていきたいと思っています。どうぞよろしく!

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中学生の頃、私は図書委員になるほどの図書館好きでした。将来の夢は図書館司書でした。しかし文芸部時代に、「鼻」の読後感想文の朗読会がひととおり終わった頃には、私はすっかり萎れた気持ちに。いちおう、本に囲まれた生活をしてきたから、自分の文章が変てこだということだけは、よーく理解できたのです。顧問の教師に「もっと自分の言葉で書こうね」と苦笑交じりに言われたときは、心の中でこれまでのうぬぼれがへし折れ…。

「鼻」にたいする先輩たちの読後感想文には、私にはまったく思い浮かぶことがなかった考え方や感じ方が、それぞれわかりやすい言葉で的確に表現されていました。それは、中学生の作文といえども、観察力や人生の深みが感じられるものでした。背伸びして難解な言葉を使ったあげく、言わんといていることがどこかへ行ってしまった未熟な自分の感想文…。

文芸部ですから「創作」もありました。詩や小説、エッセー、論評などの執筆です。かなり慌てました。そういえば、小学校時代の私は、読書こそ数多くこなしていた。けれど、自分から作品を書いたことって、ほとんどなかったと思うのです。小学校時代だって、卒業文集の作文を書くのに何時間かかったことか…。不思議ですよね、文学史にのこる作家たちの言葉に常に触れていたにもかかわらず、自分の書いた文章には、反映されないなんて。

私には創造がない、ということなのでしょうか?そんな考えばかり頭に浮かんでくると、なんだか白けてしまって、書くことに集中できません。そして、文章を書いているそばから、すぐに読書に戻りたくなってしまうのです。

課題は「詩」でした。クラブ活動の当日の朝まで徹夜で挑んだのですが、とうとう、目覚まし時計が鳴っても数行しか書けず…。うちひしがれて、クラブ活動をさぼってしまいました。「詩」以降、「リレー小説」「エッセー」などの創作が続きましたが、書くのは苦痛なだけ。読書はあいかわらず好きなのに、創作となると、原稿用紙とにらめっこしたまま、一行書くのもやっとなのです。何とか1年続けた文芸部ですが、中2に進級するときに退部し、図書館司書の夢を諦めてしまいました。