京都駅上りのホームで見送る3月11日のぞみ370号。あなたと過ごした時間はわすれない、とわたしは去り際に彼に言った。人知れずな旅だから現地集合現地解散は常の事だけど、いつもと違う雰囲気に彼は気づいていた。「先に行っているから、待っているから」彼はそう言い残して、そして、車体のドアが閉まる。
わたしのまだ旅は続いている。スーツケースのなかには1400余りのお話が詰まっている。
ほんとうにありがとう。また会いましょう。
わたしは駅を出る。見上げれば、冷たい風と青い空があった。
わたしのまだ旅は続いている。スーツケースのなかには1400余りのお話が詰まっている。
ほんとうにありがとう。また会いましょう。
わたしは駅を出る。見上げれば、冷たい風と青い空があった。
