わたしがしてきたこと

あなたのしてきたこと

いつから すれ違っていたのだろう


あなたが求める理想と

わたしが願う現実

いつから 離れていったのだろう


「もう何も信じない」

叫んでも叫んでも

前に進むしかない


夜をうまくやり過ごして

朝には仕事に出かけて

至って平和な日々を送っているかのような

作り笑いにも慣れてしまった


記憶は薄れていく

それは実感している


けれど

あの時に受けた衝撃は

ふとした瞬間によみがえる


ご飯を食べていても

買い物に出かけても


ふいに 誰にされるでもないのに

急に頭の中に入ってくる


もうやめちゃおうかな


いっそ捨てちゃったほうが

捨てられちゃったほうが

楽だったのかもな


そんなギリギリのところを

わたしは 今 立っている