umemonです。

美術館で監視員してます。

 

新しい年になりました。

明けましておめでとうございます。

 

お正月休みに美術館に出掛ける予定の方もいらっしゃるでしょうか。

 

何年か前、

umemonもお正月にトーハクを訪問したことがあります。

長谷川等伯の松林図屏風などの国宝を

新年早々観られて幸せでした〜デレデレ

 

ちなみに年末年始、美術館にいらっしゃる方は

それほど多くはない印象です。

お休みでもやはりせわしない時期なのでしょうか。

通常よりゆっくり鑑賞していただけると思います。

 

話は変わりまして

12月の会期休み中にイタリアに行ってきました。

 

4半世紀ぶりのイタリア。

これだけ間が空くと絶対行きたいバチカン美術館とウフィッチ美術館!

 

大変な混雑でしたが訪問してきました。

 

ただ、バチカン美術館は大混雑に気持ちが折れて

優先的に入館できるツアーに参加してしまったので

自分のペースで鑑賞できませんでした笑い泣き

 

システィーナ礼拝堂に続く比較的新しい展示室にあった

19世紀〜20世紀の作品も駆け足でチラ見。

 

あーマティス、ゆっくり観たかった

フジタもあったし。。

 

ラファエロの間とシスティーナ礼拝堂がメインになってしまうのは

ツアーでは仕方ないですよね。

絶対外せないですし。

 

いつかまたゆっくりと再訪すると心に誓いました。

 

そしてフィレンツェのウフィツィ美術館。

 

やはり入館者は多かったのですが絵が見えないということはなかったです。

 

興奮するほどの名画ばかり。。

 

感動すると共に、これらを集めたメディチ家に思いがいきます。

初期ルネサンスから盛期ルネサンスまで

芸術家のパトロンでもあったメディチ家の美術史への貢献はとても大きい。

 

実は常にフィレンツェの支配者であったわけでもなく、

いくつかいる豪商の一家系で

何度か街を追放されたこともあるんですよね。

 

追放されても尚、フィレンツェに返り咲き

一族から教皇を輩出し

更にはフランス王との婚姻も実現させる。

 

この凄まじい権力への執着と

芸術への庇護。

それらは矛盾することなくリンクするように思います。

 

フィレンツェは美しい街ですが

umemonはそんな人間の泥臭い部分を感じてしまいます。

 

とはいえ、便利とはいえないあの古い建物(昔の庁舎)に

陳列された作品群を前に感動しないわけはありません!

 

中には以前、勤務する美術館の展覧会に来た作品もあり

何ヶ月も一緒に過ごした旧友のように

再会に心踊りましたデレデレ

 

今回の旅行は短期間だった為

他の美術館に行くことができず残念。

 

が、街の教会の祭壇画がカラヴァッジョだったりする国ですからね〜

至る所に芸術が満ちていて幸せでした!