umemonです。
美術館で監視員してます。
来日する外国人観光客が増えるに伴い
美術館でも外国の方の対応が多くなってきています。
勿論日本にお住いの方もいらっしゃいますが
ガイドブック片手に来館される方も。
外国の方が興味を示すのは日本画、というイメージありませんか?
浮世絵の展覧会などはやはり館内に外国語が行き交います。
余談ですが
刺青(タトゥーと言った方がいいでしょうか?)をされている方が少なくなく
浮世絵は、そういう観点からも興味を引くのだなあと思いました![]()
でも、最近は日本的な展覧会だけでなく
幅広い展覧会に、外国からの来館者が増えている、と実感しています。
中国や韓国からの方は、お話ししなければ分からないので
実際は実感より多くの外国人がいらしていると思います。
彼らにもお声がけしなければならない機会があります。
美術館のお願い事は、全来館者共通です。
外国の方だから水を飲んでいい、ガムを噛んでいい、というわけではありませんものね。
umemonの美術館では
監視員は簡単な英語のお声がけのマニュアルは持ってます。
でもこれが。。
なかなかスムーズに口に出なくて![]()
その上、何故それがダメなのか?と理由を聞かれることもあって
恥ずかしながら最後はジェスチャーです![]()
海外の美術館とも交渉する学芸員は語学堪能な人が多いですが
その他の人はまだ外国の方に対して緊張してしまうのが正直なところ。
加えて
日本の展覧会ってキャプションが多いですよね?
英訳の付いてないものもあって
何が書いてあるか気になる、と言われたことがあります。
umemonの美術館は音声ガイドも展覧会概要映像も日本語のみなので
せめてキャプションくらいは、と思ったりもするのですが
全てに対応するのは今の段階では難しいのかもしれません。
以前、西欧の国からいらしたご夫妻が
自国の美術館からやってきた作品を観にいらしたことがありました。
そして
自分の国ではこれらの作品は常設されていないので滅多に見る機会がないこと、
異国で見ることができてとても感激しているのだということを
一生懸命伝えて下さいました。
(umemonのヒアリングのレベルが低い為、簡易な表現で話して下さった
)
前の記事のウフィツィ美術館では訪問時
15〜17世紀の日本の屏風絵の展覧会をしていました。
でも「日本のものなんてわざわざ外国で見なくても」と思ってしまいました。
自分の国の美術を他国の人が興味を寄せている。
どういうところが?
そして自分の国のイメージって?
色々思いを巡らせる絶好のチャンスだったのに。
帰国してから、わざわざ監視員に話しかけて下さったあのご夫妻のことを思い出し
反省してます。。
2020年のオリンピックまでに
外国の方が今よりももっと気軽に日本の美術館を訪問できるように
そうして日本の美術事情に関心を持ってもらえるように
美術館もハード・ソフト両面で整備が進めばいいですよね。
とりあえず英会話のスキルアップを今年の(も?)目標にします![]()