昨日で今年の雪祭りが終わりました。

 

雪祭り会場は何か所かに分散されていて、我が家から地下鉄ひと駅の場所にも大きな会場

そり遊びなどのアクティビティが充実した会場があるので、期間中は海外からの観光客の姿を見ることが多かったです。

先週も小樽へ向かう電車はほぼ外国人で埋め尽くされていたし。

 

申し訳ないことですが、地元の人間は、雪祭りのこの期間中なるべく街なかに出ないようにしている人が多いです。小さなお子さんの居る家庭では子どもの教育の為に会場に出る方も多いですけど

私のような高齢者は混雑を避けて自宅で静かに過ごします。(早く終わって静かになぁれ)

 

 

我が家は土曜日は車での来客があると決まっていたので、自宅カーポートの除雪や融雪を終えて準備していました。

ら、

朝から「ごーごー、がががー」大型除雪機と排雪大型ダンプの音です。

 

今年のパートナーシップは〇日からです。と、あらかじめ回覧板で連絡は来ていましたが

まさに、我が家前はこの日の来客の時間と重なりまして

玄関を出たら、あらまぁ、除雪したカーポートの前に

 

背の高さほどの雪の壁が!

 

近くに居た作業誘導員のおじさまに

「すみませーん。犬の散歩に出たいでーす!」

「このあと車での来客もあるのですが」と伝えると

「ああ、今日は1日諦めた方がいいです。家の出入りは出来ません」

 

傍で作業していた見上げる高さの運転席に座っていたバックホーの運転手さんが

「出るの?じゃ、少し開けてあげる」と言って、私とおーちゃんが跨ぐことが出来る高さに

「ご、ご。」と雪山を一部削ってはくれましたが。

 

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「我が家は今日車を停められなくなりました。パートナーシップ!」と

来客にメールすると

「こちら今向かっているところですが、パートナーシップにぶつかって身動きできません。遅れます!」と返信。

 

パートナーシップ!なにもの?

 

 

 

薄暗くなる頃、除雪車の音がしなくなったなと思ったら

素晴らし!

家の前から雪が全部無くなっていました。冬じゃないみたい。

 

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翌日曜日の朝、

なんとなく嫌な雰囲気を感じて目を覚ますと

ひと晩で積もったオンコの木の雪の量! 

夕べ ベランダに差しておいたスコップ

 

 

ほっほっほ。

どさーっと40センチほど積もっています。まふゆのけしき!

24時間どころか

半日も持ちませんでした。パートナーシップ効果。

 

パートナーシップ もとのもくあみぃ♪

パートナーシップ もともこもないぃ♪

 

呪文のように恨み節を唱えながら、朝5時から除雪しました。

終えて家に入って朝食を食べ終わった頃見たら、また降って

除雪する前と同じ風景になっていました。

 

注釈

パートナーシップとは、関係者または関係機関が連携・協力し、これによって創出される相乗効果を通して単独では実現困難な事業目的を効果的に達成する仕組みまたは連合体のこと

 

札幌市と町内会自治会が連携し、自治会員が納める負担金と市から供出される資金を合わせて民間の企業に市道の除雪と排雪を委託するもの?という感じでしょうか。

我が家はこの1回の排雪作業に4千円収めております。(ほぼ捨てたような)

 

雪の処理のためにこんなにお金を使う都市もないですね。勿体無いわと言ったら

でも、雪があるから観光客が来てくれる。その落としてくれるお金を思えば!

と返答されました。世の中はこうやって回っている。

観光客のみなさま、ありがとうございます?