ルソーの自叙伝にルソー夫人が過去の恋愛を、
思い返したことからついた花言葉、
花言葉に哲学者が関連するなんて、
思わなかったから、驚きました。
風水的にもいい様ですよ🎵

Googleより

ツルニチニチソウの花言葉には、「幼なじみ」「優しい思い」「生涯の友情」「楽しい思い出」などの意味があります。

これらの花言葉は思想家であるジャン・ジャック・ルソーが、自叙伝の中でツルニチニチソウについて語っている下りがあることからきています。

その花を見たルソー夫人が過去の恋愛の日々を思い返したので、これらの意味の花言葉が生まれたのです。

ツルニチニチソウは明治時代、園芸植物として日本に渡ってきました。繁殖力が旺盛であることから、野生化したものも多く存在します。そのため帰化植物となりつつあるようです。

帰化植物とは、海外から日本(外国)に渡り、定着して広く分布して野生化していった植物のことです。

ツルニチニチソウという名前は、ニチニチソウにそっくりな花を咲かせ、ツル性であることが由来しています。

ツルニチニチソウは冬でも緑色の葉っぱをつけている常緑植物であることから、古代ヨーロッパでは「悪い物を寄せつけない」「繁栄と幸福をもたらしてくれる」といい伝えられています。

不死のシンボルとして身につけることもあったそう。そこから「魔女のすみれ」「大地のよろこび」という別名も生まれています。

またイタリアでは「死の花」とも呼ばれており、亡くなった子どもをツルニチニチソウで飾ってあげるからだそうです。

属名の「ビンカ」はラテン語で「しばる」「巻きつける」という意味があり、ツルニチニチソウがツル性で曲がりやすく、このツルを使って花輪を作っていたことから由来しています。


ツルニチニチソウは、4〜5cmほどの大きさの花を咲かせます。5枚の花びらに分かれたその形はとても美しく、まるで人の手でつくったかのようです。

青や紫、白色の花を咲かせ、それが葉っぱの緑色と相まって、夏にふさわしい涼し気な姿を演出しています。

ツルニチニチソウの茎はだんだんと横に倒れて匍匐しますが、花の咲いている茎はあまり匍匐せず、長さもそれほど伸びません。

一斉に花を咲かせる訳ではないので、花の数はニチニチソウに比べると少ないですが、次から次へと咲くので長い期間花を目にすることができます。

また、花を楽しみたいか葉っぱを楽しみたいかによって育てる品種が変わるので、情報をもとに選ぶことが大切です。

ツルニチニチソウには、中班葉、覆輪葉、脈状になる斑入りなど、いろいろあります。

黄色の中班が入ったものは、葉っぱの緑色と黄色とではっきりとしたコントラストになっていて、とても明るい印象です。

覆輪葉には輪が少しくずれたような入り方をしたものがあり、これは葉っぱの緑色の部分にも濃淡があって、クリーム色の縁とその濃淡が穏やかな印象を与えます。

また深い緑色と黄緑色の2色の濃淡を持つ種類の葉っぱも、しっとりとした雰囲気があって落ち着きます。これらの斑入りの品種はいろいろな葉っぱが楽しめるかわり、やや耐寒性に劣る面があります。

ツルニチニチソウより小ぶりな花を咲かせるのが「ヒメツルニチニチソウ」という品種です。通常のツルニチニチソウと比べると暑さにはやや弱いですが、代わりに冬の寒さには強いです。

またツルニチニチソウよりも耐陰性があるので日陰でも育ちます。花の色は多く、紫や青、白、ピンク、八重などがあります。

ツルニチニチソウを含む匍匐性の植物は、風水の「土」を表しています。

風水には「五行説」という考えがあり、これは世の中は木・火・土・金・水の5つの要素で構成されているというものです。

その1つである「土」はもちろん土そのもの、また山や石などを象徴し、また四季の移り変わりを表し、万物を育成して保護するという性質を持っています。

ほかに、安定という意味もあります。

土に匍匐して広がっていくツルニチニチソウは、まさに安定しているといえます。