そんなときに花を咲かせるシャリンバイにこの花言葉がついたのでしょう。シャリンバイは真っ白の花。この真っ白さが「純真」という花言葉に繋がったと考えられます。では、「愛の告白」とは何から来ているのでしょうか。シャリンバイは、枝先にいくつかまとめて花を咲かせます。その様子はまるで花束のよう。
このことから、「愛の告白」という花言葉がついたのでしょう。シャリンバイはブーケには向きませんが、花言葉に思いを込めて好きな人にプレゼントしてみたいですね。
モッコクという植物があります。こちらはシャリンバイと比べて、非常に背は高いですが、艶のある葉、白い小さな花をつけるところが似ています。そこから、シャリンバイにはハマモッコクという別名がつけられています。シャリンバイは漢字で書くと「車輪梅」です。まず梅についてご紹介します。シャリンバイの花は白や薄ピンクで5枚花弁。花期は梅とはずれ、梅が咲いたあとに開花をしますが、この花の見た目は梅に似ています。そのことから「梅」とつけられました。
では「車輪」とは何から由来しているのでしょうか。車輪には、「スポーク」と呼ばれるパーツがあります。これは車輪を構成する木材のことです。シャリンバイは、スポークのように枝分かれをすることから、「車輪」と付けられました。ぜひお庭で育てている方や生垣にしている方は、枝分かれにも注目してみてくださいね。
シャリンバイの花は、4~6月に咲きます。5枚花弁で花は小さく、1~1.5センチほど。花には薄く香りがあります。香りがあることも、梅との共通点ですね。花の色は白、薄ピンクです。シャリンバイは、小さな花を咲かせるだけでなく、秋になると実をつけることでも有名。
10~11月になると、小さな実を付けるのです。その実はブルーベリーにそっくり。しかし、初めからブルーベリーのような色ではありません。実は最初は緑色。熟すと黒紫色に変わります。実は食べることができますがブルーベリーのように可食部が多くはないため、食用には向きませんが、ときどき鳥が食べることがあります。
