先月に引き続き、Sakikoが担当の【クッキング】です。

今回もありがたいことに満員御礼!キャンセル待ちもいただいたほど♡

おからでふんわり「鶏塩つくね&照り焼きつくね」

いつも通り慌ただしく、賑やかに進行しましたよ~

 

まずは4人が先に包丁作業を終わらせていきます。

切るものは長ネギ、生姜、小松菜(前日、うめまめ畑で収穫したちぢみ小松菜)。

すべてつくねの中にアクセントとして入れるものです。

 

 

長ネギと生姜は、みじん切りです。

みじん切りに苦戦する生徒さんは多く、例えばAちゃんをふとのぞいたところ

「う~ん、少し大きいかも…」

「もう少し細かくみじん切りしようか!」

「つくねの中に入っていることを考えると、少し大きくない?」とアドバイス。

 

「これくらい?」

「あと100回ザクザク切ろう!」というやりとりを、数回繰り返した後に

しっかりと、すべてのみじん切り工程を終えることが出来ました。

 

 

切るのがとっても上手で、手早いB君

(本人は、家で料理しない~と言うけれど、練習してきたの?と言うくらいの上手さ)は、

今日は少し遅れて到着。

 

途中で「あれ、次どうするんだっけ?」と、私がタイミングを逃して

説明しきれていなかったところで、手が止まってしまいました。

ここですかさずフォローしてくれたのは、大型新人のC君。

 

 

「え~っとそれはね…」と、私が言いかけたところにかぶせ気味で

「それは、こうしてこうするんやで!」と、助け舟を出してくれていました。

そんなC君は、つくねの作り方もなんだか職人風。

ペチッ!ペチッ!と、いい音を出して整形していました。

出来上がったつくねも、まるで売り物みたい。

 

今回もいつものように、限られた器具で回していくので

途中で器具を洗ったり持ち場を交代します。

初期からのメンバーDちゃんは

「切るの終わったけど、洗わなあかんよね? 次、誰使う?」と、

当然のように機転を利かせてくれます。

 

 

「人数多いから、◯時までに一人目が焼き始めたい!」と、声掛けすると

一番に終わらせてくれたのもDちゃんで

「今回で卒業だし、洗い物まできれいに終わらせたいな~」と

最初に伝えていたのをしっかり覚えていてくれて

「◯◯君~、終わったなら洗い物してや~!」と、いつも若干押し付け気味になってしまう

洗い物についても、ハッパをかけてくれました。

 

今回作るつくねは、2種。

鶏がらスープの素で下味をつけた〝塩つくね〟と

刻んだ小松菜を混ぜて、たれを絡めた〝照り焼きつくね〟です。

 

 

フライパンでデモを行うために、全員にコンロの周りに集まってもらったとき

E君は、練っている最中のミンチのボウルを抱えて、こねながら集合。

なるほど!デモを見るために手を洗ったりすると、バタバタするし

少しの時間も作業が進むので「お~、いい考え~」と、みんな感心していました。

 

E君は1年生の時から参加してくれていて、最初は背も高くなかったのですが

この日は、作業台に合わせて腰をかがめ「アイタタ…」と

腰をなだめている様子になんだかしみじみ。

 

 

最初は、ひとつの作業ごとに「F君、次は◯◯だよ~」と言うまで

フリーズしてしまっていたのですが、今では自分で考えて進め

分からないところは、自ら聞いてくれるようになりました。

それに、作業ひとつひとつが丁寧なのはお墨付きです。

 

さあ、レッスン終了の時間が迫ってきましたよ~

そんな時に活躍してくれるのは、いつもF君。

講師もバタバタしてくるので、あちこちから「先生~」と、お呼びがかかります。

そんな時に、F君がフォローに回ってくれるのです。

 

 

「も~、先生にばっかり頼るなよ~」と、講師までいたわってくれるような

声掛けには、いつも優しさがいっぱいです。

F君も、うめまめ初期からメンバーですが、最初は【アート】のみで

【クッキング】には来ていませんでした。

いつだったか「クッキングには来ないの?」と聞いてみたときも

「僕は、アートが好きやねん~」との返答でしたが

いつの間にか〝なくてはならない存在〟になっていました。

 

あっという間に終了時間になりましたが、今回は洗い物もほぼきれいに完了。

照り焼きたれのからめ具合を「もう少し、ひとりひとり見てあげられたらよかった」と

反省点が残ってしまいましたが、つくねにはみんな良い焼き色がつけられました。

 

 

とっても賑やかに終えた区切りのレッスン。

保護者の皆様、大事なお子様を預けてくださり、ありがとうございました。

子ども達の成長や考え方に、私のほうが勉強させられたり、刺激をもらうことが多く

大変な場面もありましたが、毎回とっても楽しかったです。

 

私がそうであったように、これからもみんなのお料理で

周りの人達を元気に、ハッピーにしてほしいです。

そして、どんどんお料理の腕が上がってくれたら、きっと将来役に立つはず☆

帰り際にF君ママが、6年生との記念写真を撮ってくれました(^^)

ご卒業おめでとうございます!

〈written by Sakiko〉