アメブロを始めたことで嬉しいことに世界各国に散らばる日本人と交流することができるようになりました
私にとってはそれが救いになったことを前回書いたのですが、
面白いことに、
駐在帯同者という立場でブログ発信されてる方って国際結婚して海外の状況を発信するという方に比べて少ないのです。
いや、
今からブログ参入する人が珍しいでしょう、という世の流れも当然心得ておりますよ
ブログという媒体自体が、いわゆる…なんといいましょうか…ありていに言ってしまえば、全盛期をとっくに過ぎたコミュニケーションツールなんですものね。
若い人はまずブログという発信を選ばない。ブログという発信を選ぶとしても媒体としてアメブロを選ばない。
ということろでしょうか。
それでも、
国際結婚という体裁で海外から発信をしている方がアメブロに一定数いらっしゃるのに比べ、駐在帯同者となるとグッとその数が減り、それがマイナー国からの発信となるともっとグッと少なくなる気がする私です。
いや、たかだか7年程度チラチラ横目で見ていた私が体感で言ってるだけですから、分かりませんよ、たまたま帯同者がアクティブだった時期に居合わせなかっただけなのかもしれません。
ただサラマはこう思う
マイナー国のものすごく日本人が少ない狭いコミュニティのなかにいるとすぐ特定されるがゆえに発信がしにくい事実があるのではないか、と。
だって、
すげー狭いコミュニティですよ
しかも、いろんな噂が光の速度で拡がるコミュニティ。
我が家は夫が日系企業所属でないので、どういう噂がたとうがなにをどう言われようが夫の仕事付き合いにも私の生活にも全く支障がありません。
対して、日系企業から赴任してこられた方の配偶者a.k.a駐妻というのは、ご主人同士が現地にてビジネス上の付き合いにあったりすることを勘案して動こうとされる傾向にあり、外れぬよう、輪を乱さぬよう、お行儀よく過ごされている方が多いです。
私がケニアに住んでいた時、赴任が重なったご家族の奥様方は本当に良くしてくださる方ばかりでした。
仮にサラマが当時からガッツリとブログを書いていたとしても、皆さまの態度が変わったわけではないと思います。
ただ、
態度は変わらなくても、
ガッツリ読み込まれていただろうとは思う
文章を一定量つむぐとなると、インスタやtiktokと違い、どうしても人柄が匂い立つ。
考えていることやスタンスがあからさまになるし、発信が文字として残る。
英語が不得手であるとか小さいお子様がいるとかで住んでいる国に根付くのが難しい条件がそろってしまう帯同者の方にとっては日本人のコミュニティに受け入れてもらうことが文字通りライフラインですから、思想があからさまになる発信という行為は余計なリスクになり得ると思う私です。
サラマは誰かを「これ、あの人のことだな」と特定され得るターゲットにして貶めるような内容を書かないようにしているので、ケニアでブログ更新していたとしても、敵は作らなかっただろうとふんわりと予想はするのですが、ブログをきっかけに嫌われた可能性も捨てきれませんね。
ヒトがヒトを嫌う時、そこに語られる理由というのは後付けでしかないことも珍しくありません。
他人からの愚痴や相談事を聞いていると、誰かを嫌う時に、全員が全員「あの人にこういうことされたから嫌い」「あの人ってこんな態度だったのよ」などともっともらしく聞こえそうな口上を述べますけど、なかには、そういった理由は後付けであって、先行するのは「なんとなくイケ好かない」という直感だったり、動物的に張り合って勝てないと感じた時の嫉妬のだろうなと透けている人もいます。
多くの駐在帯同者が日本人コミュニティ内での夫の立場や子供の立場を考えてがんじがらめで動いているなか、守り体勢に入る必要がない私はそれだけで誰かを苛立たせ得ることがある、ということは経験から学びました。
自由にしているサラマが外界に向けて発信などしようものなら、普段であればそれを気にしない人たちのなかにもそういった特定の状況下だからこそ私の行動を「面白くない」と感じた人もいたかもしれませんよね
日本人が2,000人も住むデンマークにきて、住む日本人の結束が緩やかでなおかつ皆が皆を把握しているわけではないという状況を新鮮に感じる私なのでした。
統計によれば、
アメリカは日本人だけで44万人とか住んでるみたいですね
タイ7万人、シンガポール3万7千人。
比較すると、
ケニア800人程度。
ルワンダ200人以下。
やはりアフリカ在住の日本人は少ない。
この人数には男性やら子供やらおじいさんおばあさんやらも含まれますから、その帯同者が任期中に出会えって友達になれる人の数ってグッと狭まるわけです。
日本で婚活している人たちでさえもっとたくさんの人と出会えるのではないかという説。
当然ベンガル虎よりも少ない