ダラダラと続いた日本一時滞在記、〆にバゲッジについて書かせてください
というのも駐在帯同ワイフの間でたまに話題になるのが「日本からなにをどれだけ買ってくる?」ネタだったりします。
ワンオペロングフライトを常態化させつつも、考え抜いて1gを攻め、大量に日本のモノを運んでくるサラマはけっこう周りから「どうやってるの?」なんて驚きとともに質問いただくことがあるんです。
尋ねられても立ち話だとあまりピンと来てもらえないことも多いので、今回をいい機会だと捉えて、私が日本で爆買いした品々をどうやって運びこんでいるか、個人的に気を付けてきたポイントを話したいと思います
まず前提を共有させてください。
サラマのフライトの前提
行きのフライトはワンオペ(2キッズ)
基本的に経由便(直行便がない)
基本的に関空利用
エコノミー利用
経由便使ってワンオペフライトする時に私がなにを一番恐れるかというと、そう、
ロストバゲージ
なんです
日本国内の旅行では基本的にロスバゲの可能性は折り込みません。
だいたいどこも直行で行けるし、経由するとしても荷物を扱うのは日本人。
バゲッジはきっといつかは手元に戻ってくる、それが日本。
しかし海外の空港はそうはいかないですよ…
私、ケニアの空港で不明になったスーツケースが文字通り山のように積まれているシーンを見たことがあるんですがね。
絶句でした。これほどの数のスーツケースがここに埃被って置かれてていいんかいっっていう衝撃。
というわけで、
基本的に途上国でロスバゲするともう戻ってこないと思った方が良き。
ヨーロッパもそこそこロスバゲが起こります。
ちょっと前に話題になりましたよね、British Airwaysがロスバゲ売ってたって話
自分の身の周りで言うならば、ヨーロッパのロスバゲについても、手元に戻ってきたケースもあればこなかったケースもあって、そこそこ運めいている印象です。
というわけで、
飛行機移動となると常にロスバゲを意識した荷物組みになるサラマなのですが、そこは手荷物の内容として次投稿で詳しく説明するとしまして。
最近とある方とお話していた時に、その方、「日本からイロイロ買い込んでくるつもりで、毎回空のスーツケースをいくつも持って帰国すんです」と仰っていたんです。
「え?段ボールで持ってきたらいいんじゃないですか?」と返すと「段ボールで運ぶ人がいるっていうのは聞いたことがあるのですが、なにかと不安で」と。
まあ、そうなのかもしれません。
というか、デンマークは、物価は高くともその気になればいろいろと購入できるし、1gを攻めて荷物を持って帰る必要がないといえばない。
私もデンマークくらいの距離でしかも高頻度で帰れるのならば人数分の空スーツケースを活用するのもアリかな、って気がします。
だがしかーし!
日本のプロダクトが気軽に手に入らず、国際郵送便が手元まで届かず紛失したりするアフリカでは、どう考えても段ボール運搬以外に手はないと思います。
だって、スーツケースってそれ自体が3kg-5kgするじゃないですか。
それに引き換え、段ボール箱はグラム単位の世界。
我が家は4人家族ですが、ひとりがふたつづつのスーツケースで日本から荷物を目的地に運ぶとなると重量のうちの24kg-40kgはスーツケース自体の重さにとられてしまうんです
日本のものが全く手に入らない土地で、向こう1年は帰れないのに、40kg分もロスらないといけないってどういうこと!?ってのが私の率直な感想でして。
というわけで、
我々は割れたら困るものを運搬するためにハードのスーツケースをひとつ持って行くだけで、あとは段ボールで運ぶのを常としています。
ちなみに私の愛用はビックロで購入したアメリカンツーリスターのハードケース。たとえばリモアなんかも確かに頑丈なんですが、最大容量のは5kg越えるんですよね。頑丈なのは基本的に重い。アメリカンツーリスターの最大容量のは、わりと頑丈で、厚みもあって、その割には軽くけっこう気に入っておりますが、調べたらもう生産終了しているようでした。
絶対持って帰るのはハードケースのスーツケースひとつ。
というかできればこれ以外に持って帰りたくない。
夫が相当遅れて京都に到着する算段になっていてなおかつ到着時の日本の気候が冬の場合(コートやセーターなどが必要)にはやむなく必ず一番軽いソフトケースを許すことにしております。(その場合は帰路は段ボールひとつ減らさねばならない)
1gを攻めて日本からモノを持って帰ることに情熱をかけて試行錯誤した結果、サラマ的に現時点での一時帰国の往路のベストコンビネーションはこれ↓↓↓
《往路》
TO JAPAN
デンちゃんとケニ子の手荷物としてチェックインするボストンバッグやキャリーケースは当然サイズも重さも規定内に収めてありますが、子供が20時間も自分のものとして管理することはできません。
彼らの名義としてチェックインするし、彼らが動かそうと思えば動かすことはできるんですけれども、実質この荷物たちの面倒をみるのはサラマです
いいんですいいんです。
買ったものを持っていきたいのはサラマなんですからね。
続きます。