あまり起承転結パキッと決まるような濃淡のある話ではないのですが、

大人になってからの海外生活というのは、登場人物みんながもうすでにイイ歳で表立ったトラブルを避ける術を体得しているので若い頃の海外生活のようなドラマティックな展開に陥ることはあまりないんです。

ただ、

ささいなことが意識しないままチリツモである日「ああピリピリストレスピリピリとギリギリの自分に気づいたりすることがある。

外国生活が足掛け何年、と、そこそこ慣れている私であっても、ある。

 

この話は、数年後に自分が「ああ、そんなこともあったなあ」と振り返れるように記録したいエピソードなのでしたニコニコ

 

 

わざわざ小規模園を選んだだけあって保護者とスタッフの距離感も近くアットホーム目がハート

 

在籍者の国籍も微妙にコントロールされていて娘がマイノリティになることはない目がハート

 

園から写真を見る限りアメリカ人の保護者代表のBさんもSさんもボランティアとしてしょっちゅう学校行事をサポートしてくれる目がハート

ああもう、言うことないなー乙女のトキメキってな環境でした。

 

あれこれやってくれるBさんSさんには感謝しつつもイベントに手を貸してくれと頼まれることはないので物理的には放置状態でした。

 

幼稚園の送迎時に保護者たちでカフェしたりするようなことはあると耳にしたことがありますが、

うちの子が入園して以降にそういったイベントが設定された記憶もありません。

 

結果、保護者代表のお2人と直接顔を合わせるタイミングがないまま一日の大半をデンちゃんの相手に費やす日々が過ぎていきました知らんぷり

 

積極的に保護者と仲良くなるための労力を割かないと決めているとはいえ「私ママ友作らないんですびっくりマークとかたくなに線引きしているわけではないですし、送り迎えに顔を合わせる保護者とは会話を交わして自然と親しくなります。

 

なんとなく会う人の顔と名前と素性が一致し始めた頃に、

送迎のタイミングがかぶっても絶対に声をかけようとはしてくれない、なんなら顔さえ見てくれようとしない一人のママさんがいることに気づいた私なのでしたあんぐり

 

 

たまにしか時間がかぶらない方なのですが、

 

 

 

あ、あの人。

いつもの振り向いてくれないあのママさんがいるぞ、と認識する程度には「振り向いてくれない」わけです。

 

 

 

振り向いてくれたら私から挨拶するんだけれど…ほらね、やっぱり振り向いてくれない。

 

でも、

この距離にカーゴバイク乗りつけてきた私の存在に気づかないわけなくない?

この人、私がここにいると分かっててあえて振り向いてないよね?

とサラマ的には不自然に感じる状況なわけですよ。

 

で、

そんな状況に別のママさんが加わると、

 

 

なにごともなかったように携帯から顔をあげて、

 

 

そして、会話から漏れ聞く名前によるとこの人が保護者代表のSさんだった、という。

 

 

 

え…私、なにかした?

 

私、あなたとひと言も話してないよね?

 

 

 

私がこの方からこのような扱いを受けるに至る思い当たるフシがないんです。

私の声さえ聞いたことないじゃん。

 

我が子が園でなんかしただろうか?

いやいや、我が子、アメリカ人とコミュニケーションとれるような英語スキルないわ。

 

もしや今まで園のイベントをまかせっきりにしていることで気分を害しただろうか?

いや、おそらくそれもない。

だってここは <専業主婦> が死語の欧州、もっと言うなら女性の就労率が70%越えのデンマーク。

アメリカ人や日本人の私たちと違い就労ビザの障壁がないヨーロッパのママさんたちはみんな働いているんです。

保護者のほとんどが平日はワーママとして大忙しで園の行事はBさんSさんにまかせっきり。

私が無職ひきこもり(feat.デンちゃん)だなんておそらく保護者の誰も知らないしSさんも知らないので、

内情どうであれ表向き任せっきりなのは私も他の保護者と同じように見えているはず。

 

 

え、

本当に、

私この人になにをしたのだろうか。

 

Sさんからの態度を微妙に気にしているうちに、

レナちゃんママ、みさきちゃんママという、うちの園に在籍する他の2人の日本人ママさんとゴハンに行って話す機会がありました。

 

で、

発覚したのは、

 

私だけでなく他の日本人ママさん2人もSさんから無視されていたということ。

 

 

え。

 

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