「中期まで妊婦健診しなかったよにっこり

 

なんてことを公で書くとものすごく批判を受ける気がして躊躇しますがあせる、妊娠期間中に国をまたいだ異動が入ってしまい、突然法制度がガラッと変わるデンマークにやってこざるを得なかった私達にはやむを得ない事態でした。

国境越え転勤族の宿命として、記しておこうと思います。

 

話は、妊娠が判明した引っ越し前のケニアに遡ります。

 

ご存知の方も多いと思うのですが、海外の多くの国では日本ほどに手厚く頻回に妊婦を検診してはくれないのですねちょっと不満

日本の友人からは「妊娠初期には2週間に1回しか検診してくれないから不安だよ〜えーんえーんという声も聞いたりしますが、

2週間に1回もエコー検査含めたケアをしてくれるのが標準的プロセスになっている日本のような国を私は他に知りません。

 第一子のケニ子の時は、Aga Khan university hospitalに一般ケニア女性と混じって検診を受けに行き、飛行機に乗れるギリギリの週数で帰国し、地元の病院で出産しました。

 上差しアガ・カーンに『プリンセス・ザハラ・パビリオン』なんていう外国人御用達のセレブ棟があるだなんて全く知らなかった私、ガチで現地の流れを体感。1時間待ちとかザラ。

 

ケニアは、いろいろなやり方を(元宗主国の)イギリスに倣っているんですが(だから健診タイミングはイギリス式なんだと思います)、確かケニ子の妊娠時にも「週数10週(12週?忘れた)になるまでやることないよ、それから出直してきてねウインクとアガカーンの産科に言われたんですよね。

 

第二子デンちゃんの妊娠が分かったタイミング、すでにデンマーク行きの話は出ておりましたが、一家で日本に帰国するという選択肢もなかったわけではなく、行き先不透明な状態でした。

 

10週(か、12週)までは来てもらってもやることがないと言われようとも、こちらも1ヶ月後に越境引っ越しを控えている身です真顔

今から見知らぬ国へ飛ぶというのに(しかも突っ込んだ先は年末というタイミング)、子宮外妊娠だったり、なんらか緊急手術が必要な状態チーンになっていたりしたら嫌じゃないですか。

 

そういうわけで、不安要素を排除すべく、かなり強引なかたちで、胎嚢確認だけでもしてもらうべく、

ケニアでは異例の手配を要求してエコーまでこぎつけました。

 

上差しめっちゃ声小さいインド系ケニア人のお医者さんでした、ささやくささやく。

 

このエコー医のかもし出す「こんな初期にエコー検査来て、このアジア人いったいなにを知りたいわけ?」という雰囲気が記憶に残っています。

 

心拍はオッケーでした。

 

そして越境飛行機飛行機