ニシキとつかさんって実際どんな関係だったんだろう
舞台演出家としての師匠 プライベートでも付き合いがあったのよね
つかさんを語るニシキちょっと集めてみました
つかこうへい先生は気に入らない舞台を観ると「まったく! 嘘みたいな芝居ばかりしやがって」って言うんですよ。それって本質を出していないってことなんですよね。
つかさんを前にして、心をボキボキに折られて、それまでの自分の演技に全然興味がなくなってしまって。
「そんなことをしているからダメなんだ」と一刀両断されたんです。芝居をこねくり回した凝った演技をしては、「お前、どんな生活してんだよ。そんな台詞しか言えないのかよ!」と言葉で責められ、錦織一清自身を出さなければダメなんだと、
浅ましい、卑しい芝居だと罵られる。その上、僕はつかさんの好きな、ものすごく不器用で武骨なタイプと真逆のボードビリアン的タイプだったので、つかさんは僕からそういう軽業師的な部分を全部取り上げて、何もさせてくれなかった。僕はただ突っ立ってしゃべっているだけ。うん。僕自身、ちぢこまってしまった面もありますね。
つかさんは人間観察がとても好きでした。ひと目見て、何かを見抜いて、その何かから芝居が始まる。演じていてはだめなんです。つかさんが「こうだ」と言ったらそうで、役者は言われたことをふたつ返事で黙って言うとおりにやればいいということなんですよね。
役者は本来、舞台でどういう風に立ち振る舞うべきかということをつかさんに教えてもらいました。
テクニックに頼るな。頭で考えるな
僕らに発言権などないですから、ひたすら黙って聞いてました
つかさんのことを思い出すと今でも恐怖に身が縮む思いがする
ーーーー ほんの一部ですが ーーーー 以上 ーーーー
ニシキは「僕をエンターテイナーに育ててくれたのはジャニーさんで、大人にしてくれたのがつかさん」って言っているのよね
やっぱり つかさんの演出経験して 過去を脱ぎ去ったというか
新しいニシキになったというか 蛹から成虫になったみたいな・・・
僕はつかさんの好きな、ものすごく不器用で武骨なタイプと真逆のボードビリアン的タイプだった
若い頃に身につけた物とは違うことを 強要されるようなものじゃない
異文化的なものを受け入れ 吸収して消化していくのって・・・
本当に苦労があったと思うのよ・・・
それでも つかさんを師事していったのは 何かがあったんでしょうね
ニシキは「人間としてのフォルム」が似ている感じがしたと言ったけど
似てたから 好きだから でも それ以外の何かがあったのよね きっと
そういうの ちょっとだけでいいから 知りたいのよ
だから くどい様だけど 本にして下さいませ