ならまちエリアから歩くこと10分ほど
興福寺の五重塔が見えてきました
猿沢池にリフレクションしてきれいでしたよ
興福寺の境内に入ると、
まず目に入るのは中金堂です
南大門跡から撮影
興福寺は、京都山科の藤原鎌足私邸に建立された山階寺が前身となる寺院。
710年 平城遷都に伴い藤原不比等によって現在地に移転され、その際に興福寺と名付けられました。
藤原氏の氏寺として大いに繁栄しましたが、
1180年の平重衡の南都焼討ちによって焼失した堂塔は、鎌倉時代に復興するも1717年の火災によって、伽藍の西半分を失ってしまったそうです。
中金堂は1717年の焼失以降、仮再建のみに。
2018年に発掘調査を経て約300年ぶりに復興したんだそうです
そして五重塔
こちらは国宝に指定されています
脇で鹿さんがムニャムニャ
五重塔は、730年に興福寺の創建者である藤原不比等の娘光明皇后の発願で建立されました。
その後5回の焼失・再建を経て…
現在の塔は1426年頃に再建、日本で2番目に高い塔なんだそですよ
その横には東金堂があります。
東金堂は、726年に聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気全快を願って建立しました。
その後5度の被災・再建を繰り返し、現在の建物は室町時代の1415年に再建されたものです。
こちらも国宝に指定されています
御朱印は東金堂前にある授与所でいただくことができますよ
これまたたくさんの種類がありましたが、
「東金堂」のものをいただきました
友人は、奈良らしい切り絵御朱印も拝受していましたよ
「令興福力(りょうこうふくりき)」
「福を起こす力を持つお寺となる」という意味なんだそうです
こちらの授与所で、現在は中金堂の御朱印はいただけないことを教えていただきました…
続いては南円堂です。
こちらは813年、藤原冬嗣が父の内麻呂追善のために建立した御堂です。
右手には一言観音も
一言観音横の授与所で御朱印をいただけます
北円堂など数種類の御朱印がいただけますが
お参りした南円堂と一言観音様のものをいただきましたよ
↓南円堂
↓一言観音
北円堂や三重塔は足の限界のため
お参りは断念しました
奈良旅2日目も終盤…
棒になった足で次のお参りへ
奈良県 御朱印めぐり⑪ に続きます