2018.10.28
会社の後輩ちゃんたちと東北旅行中、
偶然出会った御座石神社
田沢湖畔をドライブしていると…
赤い鳥居を発見
車を停めてお参りすることにしました
大きな御神木横を通って…
御拝殿手前に辰子姫の像がありました
そしてこちらが御拝殿
あいにくの雨でしたが、
とても静かで心落ち着く空間です
御座石神社は…
ござのいしじんじゃ と読みます
初源は1598年に熊野修験僧が創建した庵。
御座石神社という名前は、1650年に久保田藩主佐竹義隆が腰をかけて休んだ大きな岩に由来するそうです
御祭神は龍湖姫神。
辰子姫…
田沢湖畔には金色の像も立っていました。
仙北市のホームページを見てみると、
「たつこ姫伝説」という記事がありました
引用させていただくと…
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田沢湖が田沢潟と呼ばれていた頃、院内にまれにみる美しい娘、辰子がいた。辰子はその美しさと若さを永久に保ちたいものと、密かに大蔵観音に百日百夜の願いをかけた。満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」とお告げがあった。
辰子は、わらびを摘むと言ってひとりで家を出て、院内岳を越え、深い森の道をたどって行くと、苔蒸す岩の間に清い泉があった。喜び、手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、ついに腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けた。
時が過ぎ、気がつくと辰子は大きな龍になっていた。龍になった辰子は、田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいった。
一方、辰子の母は娘の帰りを案じ、田沢潟のほとりに着き、娘が龍になったのを知って悲しみ、松明にした木の尻(薪)を投げ捨てると、それが魚になって泳いでいった。後に国鱒と呼ばれ、田沢湖にしか生息しなかった木の尻鱒という(田澤鳩留尊佛菩薩縁起より)
さて、十和田湖を南祖坊に追われ、男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八郎太郎は、毎年秋の彼岸の頃、田沢湖に恋人の辰子を訪ねて冬を過ごすため、主のいない八郎潟は凍りつき、2人の龍神が住む田沢湖は冬の間も凍らない湖として知られている。(三湖物語より)
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いつの時代も、
女性はずっときれいでありたいと思ってるんですね
この伝説から、田沢湖は美容や縁結びに効果があるパワースポットとされているそうです
知らずに来てしまったので、
美容について全くお願いしませんでした
せっかく勉強したので、
またお参りしに旅行に出かけたいと思います
田沢湖畔の鳥居横から撮影
美しい色です
本当に龍がいるかも…
そして、御座石神社でいただいた御朱印はこちらです
御朱印帳を持っていなかったので、
書置きのものをいただきました
おまけ
金曜に仕事を早めに切り上げて、
上野から新幹線で盛岡へ…
車を借りて岩手・秋田方面を堪能しました
レンタカーでスムーズに観光できました
帰りには、新幹線に乗る前に…
駅で売り切れ寸前の福田パンをゲット
楽しい女子旅でした