弟は専門学校、父は仕事だったので、
先に朝食を取って出掛けてもらった。
母は目が覚めるまで起こさなかった。
10時過ぎ
母、目を覚ました。
私「お母さん、おはよう。よく眠れた?」
母「いっぱい寝たよ~😊」
私「何か軽く食べるでしょ?
着替えてリビングに来てね。」
母に服を渡し、私はリビングへ。
だが、なかなか来ない。
様子を見に行くと、着替えは終わっていたが、
ベッドに腰かけて項垂れていた…
私「お母さん❗️どうしたの❓️」
母「私、もう外に出られない…」
項垂れたまま、泣きそうな声で言った。
私「❓️」
母「髪の毛が…」
そう
今頃になって、髪の毛が抜け始めたのだ…
枕元には抜けた毛が落ちていた。
そういえば、毛が抜けるかも知れない事を話してなかったね。
そりゃあ、ショックだわ…
私「頭の治療をしたからね。
でもさ、大丈夫だよ❗️
髪の毛はまた生えてくるから。
それまで帽子を被っていればいいんだよ!」
母「そう?」
私「これから寒くなるし、毛糸の暖かい帽子を買いに行こうか❓️」
母「うん❗️」
元気を取り戻した母はニコニコ顔で遅い朝食を食べ始めた。
*・*・*・*・*・*
あとがき
治療が終わって2ヶ月弱経ってからの脱毛。
体質なのか、局所照射だったからなのか…
脱毛があるかもしれないことを、
母に伝え忘れていました。
それにしても、落ち込み具合と立ち直り具合が激しい😅
うめ姉
*・*・*・*・*・*
