初めの2・3日はソファに座ってテレビを見たり、
新聞を読んだり少しお喋り出来ていた。
麻痺もそれほど出ておらず、
右側に少し痺れがあるらしい。
だが、そのうち食事とトイレにしか起きて来なくなった。
元気もなく食事の量も段々少なくなり、
殆ど横になっていた。
これでは小梅とのお散歩や買い物どころではない。
1人で留守番もさせられなかったが、
弟の専門学校がまだ夏休みだったので助かった。
無理強いせず母の好きなようにさせた。
一時帰宅してから6日目。
母が熱を出した。
微熱だったので常備薬の解熱剤を飲ませ、
柔らかく煮たうどんやおじやを食べさせた。
次の日、午前中はまだ微熱。
午後、急に熱が39℃を越えた。
母は意識が朦朧として反応が薄い。
もう限界…
父が救急車を呼んだ。
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あとがき
母、病院と変わらず元気がありません。
熱も出てしまいました…
実は、地元の病院から都内の大学病院に転院した時の一時帰宅と同じく、
この時の事もあまり記憶に無いのです。
たぶん、熱が出た以外、印象に残る事が無かったのかも。
うめ姉
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