「私は王である」と「王になった男」※2回目 視聴-  (1年前感想&内容

同じような瓜二つの身代わりの王が登場・・・ですが、片や、歴史に残る偉大な王=世宗 そしてもうひとつの映画の王は、王として認められなかった光海君。

 王はことごとく、孤独であり信じられる者もおらず、真実を語れる場所もなく・・・本当に光海君を愛おしく思うばかりです。優れた外交手腕を持ち、またそれを発揮したにもかかわらず・・・

ホ・ギュン様とお二人で、改革を試みた努力・・・伺いしれるストーリーだったのですか?ホ・ギュン様もそざかし悔いが残ったことでしょう。

二回目の「王になった男」・・・映画館で見たとき以上に感動しました。

側室の子であったが為・・・
次男であったが為・・・
継母に息子ができたが為・・・

王である資質を十分に備えながらも

取り囲む臣下が誰一人として国のことを・・・民のことを・・・

そして王の思惑を理解できたことか

思えば思うほど光海君が生きた時代を哀れに思えて仕方がない。

 

 光海君を演じた役者が、イ・ビョンホンssi、チソンssiだからではなく、

 

イ・インssi、キム・スンスssiだからではなく・・・ 胸中を察すると悲しくて哀しくてたまらないのです。

意にそぐわず実兄を・・・そして腹違いの弟を殺めるなど、彼には術がなかったのだろうと思うと、本当に、いつも泣けて泣けて・・・涙は止まらないのです。 。゚(T^T)゚。 


 彼は1623年、15年1ケ月間の在位期間が終わった時は48歳。廃位後は江華島へ流罪となり、その後済州島に移され18年後-67歳で亡くなりました。


「映画」っていいですね。シアタールームがほしくなりましたね。いえ画面はそれ程大きくなくてもいいのすが、「音響」が問題?重要かな?
「王になった男」を見ながら・・・スピーカーが後ろに、二つ欲しいな・・・などど思ってみたり。
映画の画像も独特で、作り過ぎない女性達のメイクアップもストーリーの信憑性を更に高め・・・すごく感動しました。改めて・・・

 

※あなたが何を知っているの?と自分でも思うのですが、その時代を生きた人は、現代に誰ひとりいません。が・・・
もちろん、若くして(16歳)で叔父さん(7代王・世祖)に殺された6代王・端宗も、12代王・仁宗も義母に殺されるも孝行心を失わず、哀れむ王は少なくないのですが、やはり光海君の心情を察するばかりです。