「明成皇后」2001～2002年作品 全124話
５０話までで、ひとやすみして・・・ふたたび開始しました 
ドラマの中では、景福宮 勤政殿 その他の場所らしきところも 時々映りますが・・・
先日、実際に、その場に立つことができ 感激しておりました ここ・・・
勤政殿の庭先 － 階級別に立つための階級石がある庭が、
時代劇映像で流れている～と興奮して観ていましたが・・・思い出しました
そうそうこのドラマの撮影は、確か・・・
景福宮でも撮影していた－という情報の記憶を思い出しました
各テレビ局が作った撮影所ですべて撮影かとおもいきや・・・
実際の景福宮や、韓国民族村などでも撮るんですね～と思って読んでいた雑誌記事がありました～。
「明成皇后」の製作は、2001～02年、10年以上も前の作品ですから、
そのようなこともあったのね～と・・・。
当時の撮影エピソードとして
2002年 日韓ワールドカップで、時代劇は人里離れた場所で撮影することが多いのですが、
この「明成皇后」は大部分が〝景福宮〟で撮影した。
その場所はまさにワールドカップを応援する人達で溢れかえっていた場所だった。
シン・チャンソク監督インタビューで、監督のことば
『～７試合あったのですが、全て街中での応援が行われていました。
本当にうるさくて撮影が全くできなかったんですよ。
応援が始まると僕たちも応援に参加していました。
でも問題は応援が終わっても俳優達が現場に戻ってこなかったんですよ。
応援団の中に紛れてしまって撮影現場まで来ることができなかったんです。
競技が終わって夜10時には集まらないといけないのに、道がとても混雑していて、
結局夜の11時になってようやく集まりました。』 －と。 韓国歴史秘話録～抜粋
TV局の撮影所ではなくて、景福宮で撮影ー っていうことがあったんですね～
他、意味深い 監督のトーク
『明成皇后を復元する過程は、私達が歴史を見つめる視点が変わったということを意味します。
中略～もう一度振り返ってみると美しく、学ぶ点が多い歴史だというところを認識し始めたということです。
国力が成長しながら明成皇后の新たな面をみつけることができました。
どのような観点で見るか によって変わるのが歴史ですよね。』 と。
・・・そうですよね。見る角度によって変わるーのですが、真実は何処にあるのでしょう。
ということは、これはセットの撮影場所ではない・・・ということになる？！
↓2002年撮影の「明成皇后」のドラマの中の１シーン
で、これは先日2013年8月
これは景福宮の中の香遠亭 －高宗が乾清宮を建てる際に
香遠池（四角い池の名称）を造って、その中心に立てた東屋－香遠亭。
池の中には橋があり、王と臣下が自然を愛でながら詩を読んだ場所とされ
自然と調和した景色が美しい。。。。ドラマのシーンそのまま
香遠亭の北側に乾淸宮が位置しており、高宗により建てられ
王とその妃（明成皇后）が暮らした場所。
王の居間である長安堂と王妃の居間である坤寧閣、洋館の観などからなり、
1895年に明成皇后が殺害された悲劇の場所でもあります。
長安堂
景福宮のガイドブックには、
高宗は1873年 （高宗10年）に実父（興宣大院君）の政治的干渉から脱して
親政体制を構築しながら、政治的自立の一環として乾清宮を建てたそうだ。
と、解説
＊以前は、入れなかったらしい？とか？
この日もここ（乾清宮）に入る方が少ないような気が・・・
「明成皇后」の時代は、26代王 高宗1852～1919年王位在位1863～1907年の時代で、
この景福宮ｷｮﾝﾎﾞｯｸﾝは、1395年朝鮮王朝建国後すぐに創建された正宮ですが、
14代王 宣祖の時代1592年 に壬辰倭乱ｲﾑｼﾞﾝｳｪﾗﾝ（文祿の役）で全焼してから
273年もの間、使われていなかった廃墟のまま放置されていた宮殿。
26代の高宗の時代に再建し（1865～68年再建）、住まわれていた。
ただ、その後の景福宮は日本統治下にあった1915年に撤去され、
現在の建物は1990年以降に復元されたものです。
康寧殿＝王の寝殿、交泰殿＝王妃の寝殿ですが、
明成皇后は「大造殿」ﾃｼﾞｮｼﾞｮﾝ＝王妃が生活していた中宮殿 にお住まいでしたよね。。。
その「大造殿」は、景福宮から昌徳宮に移築されています。
（されていましったっけ？写真がない
）
熙政殿ﾋｼﾞｮﾝﾀﾞﾝ も景福宮から昌徳宮に移築された建物です。
粛宗の時代は、東宮殿として使われていたそうです。
歴史を綴り始めると、話も止まらず・・・写真も次から次へと・・・
ちょっと今日はここで休憩とさせていただきます。
ドラマもとても面白いですが、実際の歴史も、深く知りたい、
もっと探りたい、朝鮮王朝実録（～を簡単にした本）を読んでいると、
時間がわからなくなります。困った美容と健康に支障が・・
ではまた後日