3月26日(日)
岡山県「かさおか太陽の広場」に、ヒメスミレがあると聞いたので出かけました。
まずは道の駅笠岡ベイファームに寄って、昼食を仕入れ、戻って駐車場から歩きます。
見渡す広場には、オオイヌノフグリやホトケノザばかり目立っていますが・・・
足元を這うように黄色い花が目に付いたので、見ると・・・
葉っぱの形はちょっと微妙ですが、ウマゴヤシ(馬肥し)でしょうか・・・きっと馬が好く食べるんしょうね。
公園の真ん中辺りに来ました。
日当りの良いこんな斜面に近づいてみると・・・
咲きだしたばかりの、ヒメスミレが春の陽を受けています。
花の色は濃い紫色で、大きさは1.5センチくらい、背丈は10センチほど・・・
小さくて可愛いらしいことから、ヒメスミレ(姫菫)となったようです。
距はぼってりして短め、全体に薄い赤紫の斑点があります。
花を見ていると、花柄の上部だけ毛がありました。
花弁はわりと細身で、写真では見にくいですが、側弁の内側には白い毛があります。
葉っぱは、三角状披針形、葉柄に翼はなく、基部は切れ込んで両端がちょっと張る感じです。
葉の両面とも無毛、葉裏は赤紫色ですが、時には毛のあるものや緑色のものもあるそうで、
全体に毛があるものはケヒメスミレ、花の色が淡いものをウスイロヒメスミレとも言うそうです。┏( ^o^)┛
草地には咲き始めのタチイヌノフグリ、これからもっと伸びていきますが、
今は茎葉の間が間延びしていないので、何だか森に立つ針葉樹のように見えませんか。(*^.^*)
この広場にはたくさんの親子連れも来ています。 (^∇^)
近くではマウンテンバイクのコースで子供たちが練習中です。
男の子や女の子も一緒にスタートダッシュ・・・
見ているだけで若返って、やりたくなってしまいます・・・(;^ω^A
水際には、秋に紅葉するのが見事な、アッケシソウ(厚岸草)が芽吹いています。
北海道の厚岸町で発見されたことからの名前で、赤くなった色からサンゴソウともいわれています。
去年伸びたのが枯れたものも、一見普通の枯れ草のように残っていますが、足元には小さな芽が出ています。
日本では絶滅危惧種ですが、外国ではシーアスパラガスといい、野菜のように食べるそうで、
ものすごく身体にいいそうです。(☆。☆)
花の少ないこの時期でも、なかなか楽しい「太陽の広場」でした。