心霊体験 那智の滝 最終話 |
怖い話は前回でおしまいです?
那智の滝を出て、くじらは見に行かず、熊野大社へ。
熊野大社には大鳥居の寄進のためです。
大鳥居は完成していますが、気持ちだけの寄付のため。
そして写真の谷瀬の吊橋。
この吊橋は長さ?高さ?日本一だそうです。
揺れる、揺れる。
常に霊が見えてる人は、この橋は渡れません。
前から来る霊をよけていたら、絶対に落下してます。
この橋は、昔はこんなのも渡ってました、
このまま、まっすぐ大阪へ帰ればいいものを、途中から天川村へ。
そこは大峰山という、今でも女人禁制の修験道の聖地があります。
この山の頂上には西の覗きがあります。垂直絶壁の岩山から、ロープ1本体に巻かれて、
前に突き出されるのです。下はかすんで見えません。
度胸試しをするとんでもない行場があります。
中学1年の林間学校で、必ず行くところでした。
ここで言われることは??
親孝行するか? |
ちゃんと聞きとって。大声で、
親孝行します |
と言うまで、
聞き取ってくれるまで終りません。
でもマメさん達学年がが最後で、もう林間学校で行くことはありません。
何故中止になったかというと、
女人禁制なので、女の子は近くの山にハイキングです。
引率のガイドがいながら道に迷ったのです。
それで危ないからという理由で。
でもホントに危ないのは、ロープが外れたら一巻の終わりの男子のほうです。
何故ガイドが迷ったのかは不明のままでした。
今回はこの大峰山のふもとにある、鍾乳洞へ行くのが目的でした。
鍾乳洞は専用の駐車場に車を置いて、延々山道を登ります。
歩き出してすぐに大雨になってしまいました。
細い山道は、あっという間に、川のようになってしまいます。
30分ほど登ったところで、やっと鍾乳洞の入り口と、売店が見えてきました。
そのとき一人の女性が、山道を降りてきました。
『こんにちは』 『うふぅ・・・』
やっと到着。
いまでもここには、めっちゃ、喋るおばちゃんがいると思います。
売店のおばちゃんです。鍾乳洞の管理人も兼ねてます。
『いやぁー、よう来てくれたねぇー』
『雨降ってるのにぃー、おばちゃん嬉しいわぁ、コーヒー飲みぃ!!』
『あんたらが今日初めてのお客さんや』 |
全員 『えぇぇぇぇぇーーーーーー』
全員 『白いスーツ着て、黒のヒールの女の人は??』
おばちゃん 『白い服なぁ・・・・こんな舗装もしてない山道、ハイヒールは無理やろ』
『あははは、なんかの見間違いやろ・・・・・』
全員 『アハハハ、帰ろ!!』
おばちゃん、顔青いけど。
なにか隠してるようですけど、聞かずに帰ろ。
又山道を降りるの・・・。
マメさん 『お前がさきに行けーーーー』
K君 『僕も嫌ですよーーーー』
最初から、最後まで見まくった一日でした。
小学校の林間学校もマメさん達で終わり、中学校も。
確かに小学校の時は、歴史を変えるようなことしましたよ。
でも中学の時は、へびをクルクルポイしたぐらいで、何もなかったけどなぁ。