撮影の話、セクキャバの巻。その3
----------
深井監督が綴る『梅田優子の告白』誕生秘話。
セクキャバでの撮影中、監督が考えていた事。
それは、映画を作る難しさと楽しさについてでした。
----------
かなり飛躍しましたが話を無理やり元に戻します。
セクキャバの待機室のシーンは、現場が狭く、スタッフみんなぎゅうぎゅう詰めになって撮影に臨みました。
写り込みが無いように、スタッフは必要最低限の人数で本番にはいりました。途中、私の突然の思いつきで、役者さんの動きを変えようとしたのですが、照明部に「そこはまだ仕込みが出来て無い!」と叱られました。
ああ、私がいくらイメージを膨らましたって、それを形にするのは技術の人達なんだな、とつくづく思いました。
私がいくら面白い事を考えても、彼らがいないと私は何も出来ないのだな…とひどくしょんぼりしたのを覚えています。技術は、演出と違って思いつきですぐ本番に臨めないのです。撮影、照明、録音と仕込みに時間が必要です。ただでさえケツが決まっているスケジュールで、私の思いつきを実行しようものならかなり時間をロスする事になります。
はたして、私の思いつきは、そこまでして実行するべき事なのか、判断しなければならないのです。
これは私が監督になってとても悩んだ部分です。
監督として、それはこだわりなのか、ただの我が儘なのか。素人の私はまだ区別できないでいたのです。
私の勝手な我が儘にスタッフみんなを巻き込むのは大変失礼な事です。
でも判断するのはとても難しい事です。
世界の名監督は一体どうしているの~!!!!
と心が常に叫んでいました。
結局、私の突然の思いつきは却下されましたが、撮影が終わった今、ふと思うのです。
心が叫ぶのを必死で抑え、撮影に臨んでいたけれど。結局こだわりも我が儘も一緒なんだろうなと。
我が儘もこだわりに変えてしまう力は、信頼されてこそだと。
撮影中、私の叫びに応えてくれなかった名監督達も、スタッフみんなに絶大な信頼を得ていたからこそ凄い作品を残せたんだ。
この人が言うんだから面白いに決まってる!そう、思わせる力、欲しいな~。まだまだだな~私。
深井監督が綴る『梅田優子の告白』誕生秘話。
セクキャバでの撮影中、監督が考えていた事。
それは、映画を作る難しさと楽しさについてでした。
----------
かなり飛躍しましたが話を無理やり元に戻します。
セクキャバの待機室のシーンは、現場が狭く、スタッフみんなぎゅうぎゅう詰めになって撮影に臨みました。
写り込みが無いように、スタッフは必要最低限の人数で本番にはいりました。途中、私の突然の思いつきで、役者さんの動きを変えようとしたのですが、照明部に「そこはまだ仕込みが出来て無い!」と叱られました。
ああ、私がいくらイメージを膨らましたって、それを形にするのは技術の人達なんだな、とつくづく思いました。
私がいくら面白い事を考えても、彼らがいないと私は何も出来ないのだな…とひどくしょんぼりしたのを覚えています。技術は、演出と違って思いつきですぐ本番に臨めないのです。撮影、照明、録音と仕込みに時間が必要です。ただでさえケツが決まっているスケジュールで、私の思いつきを実行しようものならかなり時間をロスする事になります。
はたして、私の思いつきは、そこまでして実行するべき事なのか、判断しなければならないのです。
これは私が監督になってとても悩んだ部分です。
監督として、それはこだわりなのか、ただの我が儘なのか。素人の私はまだ区別できないでいたのです。
私の勝手な我が儘にスタッフみんなを巻き込むのは大変失礼な事です。
でも判断するのはとても難しい事です。
世界の名監督は一体どうしているの~!!!!
と心が常に叫んでいました。
結局、私の突然の思いつきは却下されましたが、撮影が終わった今、ふと思うのです。
心が叫ぶのを必死で抑え、撮影に臨んでいたけれど。結局こだわりも我が儘も一緒なんだろうなと。
我が儘もこだわりに変えてしまう力は、信頼されてこそだと。
撮影中、私の叫びに応えてくれなかった名監督達も、スタッフみんなに絶大な信頼を得ていたからこそ凄い作品を残せたんだ。
この人が言うんだから面白いに決まってる!そう、思わせる力、欲しいな~。まだまだだな~私。
