企画の話。その1
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深井監督が『梅田優子の告白』の誕生秘話を明かします。
まずは企画がどうやって立ち上がっていったのか。
最初は別の企画があったようです…。
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ある女の子の部屋に、とても大きなゴリラが一匹住んでいる。
そのゴリラは、女の子が物心ついた時からずっと、
もうずっとそこに居る。
いつも部屋の扉を塞ぐ様に、どっしりと天井に首をもたげて座っている。
女の子が友達と電話してる時も、鼻くそをほじっている時も、
誰かとセックスしてる時も、ただ黙って女の子を見てる。
ある日女の子は、部屋で一人お笑い番組を見て笑った。
「あはは」と笑った。
すると、いつも黙って座って居るだけのゴリラが、初めて口を開く。
ゴリラ「お前は笑っては駄目なのだウホっ」
女の子は、もう、我慢出来なくなって怒る。
女の子「うるせーよ、だいたいお前なんなだデブ」
ゴリラ「俺はお前で、お前は俺だ」
女の子は怒って部屋を出ようとする。
でかい体に体当たりをしたり、殴り掛かったりするが、
ゴリラはびくともしない。
ゴリラ「くやしかったら、俺のケツの穴から入って口から出てみな」
ゴリラは重たい体をよいしょと持ち上げて、女の子にケツを向ける。
女の子「汚いケツ向けてんじゃねーよ」
ゴリラ「お前も充分汚いさ」
女の子は、ゴリラのケツを蹴り上げる。
すると、「ブホッ」ゴリラは屁をこく。
みるみる部屋中に充満する屁の臭い。
女の子には大ダメージ。
ゴリラ「早くしないと俺の屁で窒息死するぞウホホ」
ゴリラは笑う。
女の子「そんなのごめんだ!」
女の子は意を決して、拳をゴリラのケツの穴にブスっと突っ込む。
「ウホっ」喘ぐゴリラ。
女の子「店だと高くつぜ」
女の子はそのままズブズブとゴリラの穴に入って行く。
まず大腸を通って、小腸を這って、胃腸を泳いで、
食道と喉をよじ上る。
嘔吐くゴリラ。
女の子は胃酸に髪を溶かされながら、汚れながら、
ひたすら出口を目指す。
そしてついに、ゴリラは女の子を吐き出す。
どろっと、唾液でベトベトになりながら、
女の子がゴリラの口から出て来る。
ゲホゲホ咽せながら、
女の子「やったーやったー!」
そして振り返るとゴリラは。。。そう、消えてるんです。
タイトル『ゴリラの穴』
そんなお話を、私は一番最初、プロデューサーの大槻さんと山本さんに持っていったのです。
そして見事に、力一杯、気持ちいい程、却下されました。
「面白くないので返す」
突き返された原稿、見てると赤面なので、どこか目につかない所へ追っ払いました。
「でもな~、コンドーム会社の娘だったり、学校の先生にヤられて弄ばれたり、結構面白い具、盛り沢山なはずなんだけどな~・・・」
と、ぶつぶつ思いながら、次に持っていった企画は、ソープ嬢の女と、その店に通う男の、まあ、簡単に言えばSM的なお話。
その企画を胸に抱え、いそいそと大槻さんと山本さんの待つ教室へ向かったのです。
(続く)
深井監督が『梅田優子の告白』の誕生秘話を明かします。
まずは企画がどうやって立ち上がっていったのか。
最初は別の企画があったようです…。
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ある女の子の部屋に、とても大きなゴリラが一匹住んでいる。
そのゴリラは、女の子が物心ついた時からずっと、
もうずっとそこに居る。
いつも部屋の扉を塞ぐ様に、どっしりと天井に首をもたげて座っている。
女の子が友達と電話してる時も、鼻くそをほじっている時も、
誰かとセックスしてる時も、ただ黙って女の子を見てる。
ある日女の子は、部屋で一人お笑い番組を見て笑った。
「あはは」と笑った。
すると、いつも黙って座って居るだけのゴリラが、初めて口を開く。
ゴリラ「お前は笑っては駄目なのだウホっ」
女の子は、もう、我慢出来なくなって怒る。
女の子「うるせーよ、だいたいお前なんなだデブ」
ゴリラ「俺はお前で、お前は俺だ」
女の子は怒って部屋を出ようとする。
でかい体に体当たりをしたり、殴り掛かったりするが、
ゴリラはびくともしない。
ゴリラ「くやしかったら、俺のケツの穴から入って口から出てみな」
ゴリラは重たい体をよいしょと持ち上げて、女の子にケツを向ける。
女の子「汚いケツ向けてんじゃねーよ」
ゴリラ「お前も充分汚いさ」
女の子は、ゴリラのケツを蹴り上げる。
すると、「ブホッ」ゴリラは屁をこく。
みるみる部屋中に充満する屁の臭い。
女の子には大ダメージ。
ゴリラ「早くしないと俺の屁で窒息死するぞウホホ」
ゴリラは笑う。
女の子「そんなのごめんだ!」
女の子は意を決して、拳をゴリラのケツの穴にブスっと突っ込む。
「ウホっ」喘ぐゴリラ。
女の子「店だと高くつぜ」
女の子はそのままズブズブとゴリラの穴に入って行く。
まず大腸を通って、小腸を這って、胃腸を泳いで、
食道と喉をよじ上る。
嘔吐くゴリラ。
女の子は胃酸に髪を溶かされながら、汚れながら、
ひたすら出口を目指す。
そしてついに、ゴリラは女の子を吐き出す。
どろっと、唾液でベトベトになりながら、
女の子がゴリラの口から出て来る。
ゲホゲホ咽せながら、
女の子「やったーやったー!」
そして振り返るとゴリラは。。。そう、消えてるんです。
タイトル『ゴリラの穴』
そんなお話を、私は一番最初、プロデューサーの大槻さんと山本さんに持っていったのです。
そして見事に、力一杯、気持ちいい程、却下されました。
「面白くないので返す」
突き返された原稿、見てると赤面なので、どこか目につかない所へ追っ払いました。
「でもな~、コンドーム会社の娘だったり、学校の先生にヤられて弄ばれたり、結構面白い具、盛り沢山なはずなんだけどな~・・・」
と、ぶつぶつ思いながら、次に持っていった企画は、ソープ嬢の女と、その店に通う男の、まあ、簡単に言えばSM的なお話。
その企画を胸に抱え、いそいそと大槻さんと山本さんの待つ教室へ向かったのです。
(続く)