映画『梅田優子の告白』スタッフブログ -61ページ目

企画の話。その2

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深井監督が綴る『梅田優子の告白』誕生秘話。
最初の企画、「ゴリラの穴」が却下された深井監督は、
次の企画を持って行きますが…。
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ところがどっこい、企画書をパラッと見るなり、
「もっとこう、面白いの書けないの?」

嗚呼、二人はきっと「そんなこと言ったっけ?」なんて覚えてないでしょうけど。
私がそのSMの企画を持っていったことすら「覚えてない」と言っていた大槻さんと山本さん。


でもやはり、ちっとも面白くなかった。
その企画を思い出すだけで、頭を振ってどこかへその記憶を追っ払おうとする行動を未だに続けている私。


でもその日、進展があったのです。
私の書く文面に「男のなんたらだとかエロだとか」
そうゆうものが必ず隠れている。

それを見つけ出してくれた大槻さんと山本さん。

そっからと言うもの、まるで映画『SEXと嘘とビデオテープ』の様。彼らによる私のカウンセリング(のようなもの)が始まったのです。


おっさん二人を前に、若干19歳の私は色々な事を(もちろんスケベな事も)赤裸裸に恥ずかしげもなく話しました。


いったい私は何を話しているのか?
もっと真面目にゴダールだとかヒッチコックの話をするべきではないのか?できひんけど。
何を喋ってるんだ私は、アホか。そんな事を思いながら。

それでも週に一回ある「トリウッドゼミ」と言う名のカウンセリング(ようなもの)を受け続けたのです。


(続く)