映画『梅田優子の告白』スタッフブログ -53ページ目

企画の話。その4

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久々に更新、
深井監督が綴る『梅田優子の告白』誕生秘話。
前回は↓
http://ameblo.jp/umedayuuko/entry-10142319274.html

そして、
とうとう生まれた”梅田優子”というキャラクター。
まだまだ企画の練り直しは続きます。
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そして12月下旬。クリスマス当日だったでしょうか。

その時付き合っていた彼氏と「なんでクリスマスのディナーが割り勘なんだ!」で大喧嘩してふて寝して起きたコンディション最低の朝。

山本さんから「深井の企画で決定したから」と言うメールをもらったのです。びっくりしました。
小ちゃく「びっくりした~・・」って言いました。


それから初めて、シナリオを書き始めました。
一週間部屋に閉じこもって。ご飯も寝るのも忘れて。
楽しくなって勢い良く書く日もあれば、
苦しくて、なんども文字を打ち直す日もありました。


私は「書く事」は生きる事と同じだと思っているので、出来上がったシナリオを、大槻さん&山本さんと直す作業も非常に苦痛でした。
そもそも生きる(書く)ってのは未熟で未完成な物なのに、それを「直す」。辞書で調べると「正常に直す。良い状態に収める」と言う作業をしなくちゃならんわけでっせ。
えらいこちゃですよ。
しかも、自分らしさっっつーかそう言う物を守らないと駄目なわけで。


だいたい自分らしさってなんなんだって思いますけどね。
ちょっと凹もうもんなら、待ってました!みたいに寄って来て「落ち込まないで!君は君のままで良いんだよ」なんて言葉。
大嫌いだけど、大好きなんですその言葉。


そのままの自分でいると言う事。
安易な言葉の様で、私はいまいちその言葉の意味を理解出来ずにいます。
でもなんとなく、それはいろんな物を遠ざけ失うと言う事だと思います。


でもそんなことどうでも良いや。
嫌いならどっかいってくれ。
他の子が良いならどうぞいってくれ。
でもお前そんな度胸があるのか?
独りぼっちになる度胸があるのか?
ある奴だけがゴリラのケツから出られるんだ。


私の部屋にはとても大きなゴリラが居ます。
私はいつも戦ってる。


皆さんはどうですか?
すくなくとも、梅田優子はあの日ケツの穴から脱出しました。