リハーサルの話。その2
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深井監督が綴る『梅田優子の告白』誕生秘話。
進んでいくリハーサル。
様々な出演者の方が有機的に絡んでいきながら、映画は生まれます。
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牛丼屋のシーンに限らず、全シーン、そんな風に形作っていきます。
優子と真奈美のシーンは、真奈美にはどこかフワフワした、上の空感を出してもらいたかったので、「例えば、台詞を言う時は常に彼氏の事を考えて喋ってみてください」など色々提案を出しました。
それが意外にも効果的で、よくどっかの喫茶店で見かける、「楽しそうに喋ってるふりして実は、向かい側に座ってる男の事ばっか気にしてる女の子達感」が出てて、個人的に真奈美のそうゆうとこ、すごく気に入ってます。
牛丼屋の店長、三島と優子のシーンでは、男の人をとにかく可愛く描きたかった。
見掛けや若さなどの事ではなく、男の人の幾つになっても鈍らないハートの部分。
優子の色仕掛けに負けて情けない三島。
だけどその情けなさの中に、いつも愛嬌のある前向きさが隠れてる。そう言う、女の人が憎んでも憎みきれない、男の人の持つ決定的な可愛らしさ。
私はそれを三島に託したかったのです。
三島と優子が部屋で話すシーンは、私が一番集中して演技指導したシーンかも知れない。
最後のあの三島の台詞は、私の大好きなシーンの一つです。
そして私の至らない説明に、苦労しながら最後までやり通してくれた三島さんにはとても感謝しています。
他にも、稽古に稽古を重ね出来上がった大好きなシーンが沢山あるのですが、とんでもなく長くなってしまうので、またの機会にお話します。
そう言えば、私は伝える能力が少し劣っているので、こうして欲しいと伝える時も、理屈無しに感覚で喋ってしまって、よく「?」といった顔を役者の皆様にさせてしまいました。
それでも劇団などで経験を積んで来られた頼もしい役者さん達ばかりで、ほんと申し分のない演技をしてくださいました。たくさん笑わせてもらったし。
(続く)
深井監督が綴る『梅田優子の告白』誕生秘話。
進んでいくリハーサル。
様々な出演者の方が有機的に絡んでいきながら、映画は生まれます。
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牛丼屋のシーンに限らず、全シーン、そんな風に形作っていきます。
優子と真奈美のシーンは、真奈美にはどこかフワフワした、上の空感を出してもらいたかったので、「例えば、台詞を言う時は常に彼氏の事を考えて喋ってみてください」など色々提案を出しました。
それが意外にも効果的で、よくどっかの喫茶店で見かける、「楽しそうに喋ってるふりして実は、向かい側に座ってる男の事ばっか気にしてる女の子達感」が出てて、個人的に真奈美のそうゆうとこ、すごく気に入ってます。
牛丼屋の店長、三島と優子のシーンでは、男の人をとにかく可愛く描きたかった。
見掛けや若さなどの事ではなく、男の人の幾つになっても鈍らないハートの部分。
優子の色仕掛けに負けて情けない三島。
だけどその情けなさの中に、いつも愛嬌のある前向きさが隠れてる。そう言う、女の人が憎んでも憎みきれない、男の人の持つ決定的な可愛らしさ。
私はそれを三島に託したかったのです。
三島と優子が部屋で話すシーンは、私が一番集中して演技指導したシーンかも知れない。
最後のあの三島の台詞は、私の大好きなシーンの一つです。
そして私の至らない説明に、苦労しながら最後までやり通してくれた三島さんにはとても感謝しています。
他にも、稽古に稽古を重ね出来上がった大好きなシーンが沢山あるのですが、とんでもなく長くなってしまうので、またの機会にお話します。
そう言えば、私は伝える能力が少し劣っているので、こうして欲しいと伝える時も、理屈無しに感覚で喋ってしまって、よく「?」といった顔を役者の皆様にさせてしまいました。
それでも劇団などで経験を積んで来られた頼もしい役者さん達ばかりで、ほんと申し分のない演技をしてくださいました。たくさん笑わせてもらったし。
(続く)
