出来なきゃ出来ないで じーじが引き取ればいいのだしと
そして 想像以上の出来のベンチワークだったわけだ
難しい言葉での 要求は無し
指示は 無駄に多くをせず ひとつづつ
出来ないからと怒ることもなく
待つ事が出来る
1年生の女の子が 試合中転んで泣いた 丁度メンバーチェンジの時間帯
この女の子の母親も 三中出身 アカネコーチのひとつ下バスケ部 客席で やきもきしてるのがわかる
我が子の不甲斐なさにイラつく 表情
先輩になる アカネコーチにも すまない そんな気持ちが働くのだろう
じーじは こんな時 一言かけて しばらくほおっておく アカネコーチもそうした 時間がたてば忘れる痛みだろうから
客席の親は 「試合中にそのぐらいで 泣くな!」と言わんばかりの顔つき
アカネコーチは わりかし平然としている
内心は どうか知らない 平然と見せる事が大事だと思う その方がたいてい 早く泣き止む
さすが 二児の母(3年生と1年生)そこらへんは心得ている
そして ハーフタイム後 さあ 行けるね と送り出す
攻撃の要は リイサとトウコ 残念ながらこの二人しか動きが無いから ボールをもらえない ボール出しをこのどちらかがすると 出し場所が限られる
アカネコーチは ボール出しを すみれにたくした
一試合目が 終わったあとの子供達との ミーティングの中で そう指示したのだ
ね 完璧でしょ 初めてのベンチワークとは思えない
・・・続く