午後 4時前 電話がなる。
古海さんだ…珍しい、たいていメール連絡なのに
『……急で申し訳ないんですが、今日のヨルダン戦見に行きませんか?遠くて大変なんですが…』
なんだ…この一瞬耳を疑うコメント あまりにありえない状況の出現に 喜びより先に戸惑いのような 感覚が身を包む この情報を処理できない… 《え! ヨルダンって バスケじゃないよね? 埼玉スタジアム? 日本代表の試合? 行きたいと思ってもチケットが手に入らないような…》頭の中が混乱して また 古海さんがそれを すまなそうに電話で言うもんだから… ほんとに喜びの感覚って物がなかなか出てこない。 浦和美園へ向かう電車の中でも、まだ信じきれないような なんて言ったものか《今日 エイプリルフールじゃないよね》みたいな 夢ならさめるなよ的な…………また こんな事も考えている この事件 だれに自慢しよう? とりあえず 自分の娘にメールをうつ
『これから、ヨルダン戦見に行くんだ』
ソッコーで 返信
『 なんで?』
誰でも疑問符つくよね 自分の感覚が まだ疑問符なんだから…
19:15 浦和美園が待ち合わせ時間 さつきママからチケットを受け取ってからなので その時間になるとの事
浦和美園にちかずくにしたがって やたらと電車が止まる。後でその理由がわかる あまりに大量の人がその駅で降りるため 人がはけず電車が定刻に発車出来ないからだ。
自分の乗った電車は 10分遅れにて到着なんだが 待ちきれず早めに家を出たのでなんとか 7:10に駅に着く メール着信 古海さんから 7:25着になるとの事
外に出ると 青一色 背番号4 HONDA みたいな…バス待ちの人があふれてる
いやがうえにも 気持ちが高ぶっていく
…続く