ママは僕の分析官🕶うめちゃん先生のロジカル育児
おはようございます
4時に起きて寝坊しまして寝ることが好きな私。4時で寝坊なんて自分の価値観が変化したなーと朝しみじみと感じております
今日は、「脳のバランス」についてお伝えします
脳の成長にはバランスが大切なんです。
私はそれを知らずに育児していましたから、まー子どもも私もアンバランスです
子どもは、言葉の発達や記憶力がとても良かったので、長所だと思って個性を伸ばそうと育てました。その結果アンバランスな状態となり、困った行動も多くなっていたわけなんです
いつも3ステップのステップ2では、脳のどこの部位が未熟なために起こる行動かお伝えしています。そのバランスが崩れ、子供がそのまま成長していった時に大体3つのタイプに分かれます。
タイプ1:言葉に頼った情報収集しかできない
脳は、「言葉の情報を処理する左脳」「言葉以外の情報を処理する右脳」に分かれます。
現代は言葉の情報が溢れているので、どうしても言葉に頼って行動する機会が多くなりがちで、右脳が成長せず未熟なまま取り残されることが多い。
そのため、「みる力」「感じ取る力」が弱く、空気が読めない人は右脳が未熟なためです。
現在看護教員をしていますが、現代の10〜20代もそういう傾向にあると感じています。
看護は、患者さんの言葉以外の情報も重要です。患者さんの表情や声色、呼吸の仕方など数字では表せない情報の観察が必要です。
例えば、発熱があった際に体温以外に皮膚の温度、手足は冷たいのか、震えていなかったかなどそれらの情報によって、これから体温が上がってくるのか、上がり切ったのかが判断できます。数字だけでは判断できません。この訓練が今の学生には必要だと感じています
学生を批判しているわけではなく、日本の育児や教育がそういうタイプを作る風潮になっていると感じるのです。もちろん私も含めて。
タイプ2:人の話を聞かずに、自分のことばかり主張してしまう
脳の後側は情報を集め、分析する場所です。反対に脳の前側は情報を使って考え、意思を実現する働きをします。脳の後ろ側が十分に育っていないのにも関わらず、前側だけが強く育つと、「状況を把握せず、人の意見を取り込めない、素直さにかけた脳」になってしまう。このような人は、周囲からのアドバイスに耳を貸さず、自分の主張を繰り返していると、結果、集団の中で孤立しやすく、状況にあった行動を考えるのが苦手になります
うちのセガレが典型的。私自身もその傾向にあります
タイプ3:自分で考えて行動するのが苦手
タイプ2とは対照的に、脳の後側に比べて前側が遅れている場合には、情報を受け取るのは得意でも、自分なりに考えて実行することが苦手になります。指示待ち人間と呼ばれる人に多いタイプ。その結果、意見を言うことや決断することが苦手になり、誰かに決めてもらった方が楽と考える人になります
以前知り合いの子から、こんな話を聞きました。
自分が進学で違う地域に行くため、高校生の弟を心配していました💦
理由として、高校生の弟は、休日の私服や食べるものなどは全て親か姉である学生が決めていると母親も姉も弟がかわいくて仕方なく、「何もできない弟」としてなんでもやってあげたい!と過保護に育てたようです知り合いの子は「甘やかしすぎですよね」と言っていました。
お子さんが将来「自分で考えて行動できる」「思いやりがある素直な子」に成長していってほしいと思う、お母さんは多いですよね
そのためには、イヤイヤ期などの幼児期の今、脳の基礎をバランスよく成長させることが大切なんです!
明日は、その困ったタイプに育つ原因をお伝えします