こんにちは。
昨晩は久しぶりのライブで
まだ
夢じゃない?
まだまだ醒めない
よ。



※ここからは個人的な感想です。
ネタバレ?注意





『迷宮』
中村文則


んー。何と言ったら良いのか。
捉え方によっては
解決したように見えるが
読めば読むほどこの本は迷宮入りしていく。
「迷宮」というタイトルが
読者に向けてのようなくらいに。

皆がみんな
新見を
陥れているような
敵のような

そして
「R」の存在は一体なんだったのだろうか
小さい頃にいて
大きくなるにつれ自然と消えていく。
妄想とはまた違う存在。

結局どれが本当のことなのか
最後までわからなかった。
彼女の話、言葉を信じることが
出来なかった。

自分でない自分を演じ続け
本当の自分が何処かへ行き
やりたいのかやりたくないのかさえ
わからないまま
日々を過ごす

難しい。
この人の本は何冊か読んだけど
闇だけではない
見たことない
人間が居る。
あまりにも
現実的なように見えて
びっくりするくらい
非現実的に感じてしまう。
不思議。

とりあえずもう一度読めって
ことですかね。