私は中高生ではないですが、知り合いの若い子が好きだという影響でちょこちょこ。
そう言えば中学生の頃、リアル鬼ごっこおすすめされたな…。
引っ越したばかりでまだ本が実家に残ったまま、とりあえず上にあったのを持ってきたものから1つ。
※ここからは個人的な感想
ネタバレ?注意。







『モニタールーム』
山田悠介

読み終わりで
あ、これ「スイッチを押すとき」
読まなきゃ最後まで理解できなくない??
と思うがすでに遅し。
何となく知っててよかった。

何作品か読んだことあるけど
何にも考えずに山田悠介ワールドに入り込む
雑念を飛ばせー。みたいな?
手軽に小説を楽しめるのかな?
それで中高生たちに人気があるのかもね。
中学生とかなんかやっぱり漫画派多いんじゃない?←勝手な予想です、すいません。

実際、本人も
大人は深読みしたがると
おっしゃってたようで。

モニタールームもあまりにも
非現実で独特な世界観で。
でも私はすっと作品に入ることが出来たので
何でこんなことをする必要が
何故、罪のない子どもたちを。
と主人公のように感じていた。
ただ、そう思いながらも
自分の身にふりかからなくてという
人間のエゴ?というか
きっと主人公もそう思ってしまうこともあったのではないだろうか。

「洗脳」され
思い込んでしまった。
そのため、主人公、受刑者、そして何より私、秋元や山田悠介の思うつぼに入ってしまった。やられた。くぅ。

深読みをすると確かにわかるひともいるかもしれない、特に小説をたくさん読んでいる人は。

純粋に楽しむ、そんな原点に戻りたいなら
山田悠介ワールドを楽しむのもひとつかも。


ではおやすみなさい。