心の種
心には、いろんな種がある
感じる(五感)、震える、痺れる、熱くなる、静かになる、動き、
ドキドキ、ワクワク、ハラハラ、ジーン、キューン、ビクビク、ショック、シーン、衝撃、動揺、動情、静観、緊張、弛緩、期待、煩悩、欲望、…
みんな、刺激…
刺激は、反応を起こして、次の動きに 自らを誘導させる
「 やまとうたは ひとのこころをたねとして よろづのことのはとぞ なれりける 」
やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。
世の中にある人、事業(ことわざ)、繁(しげ)きものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。
花に鳴く鶯(ウグイス)、水にすむ蛙(かはづ)の声を聞けば、生きとし生けるもの、いづれか歌を詠まざりける。
力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女の仲をも和らげ、猛き武士(もののふ)の心をも慰むるは、歌なり。
(古今和歌集の仮名序〜やまとうたは、人の心を種として〜意味と現代語訳と解説〜
より)
和歌は、人の心を種として、様々な言葉となったものである。
世の中に生きている人は、関わりあう事柄が数多くあり、その出来事に対し、心に思うことを、見るものや聞くものに託して歌にするのである。
花で鳴くうぐいすや、水に棲んでいる蛙の声を聞くと、この世に生あるすべてのもののうち、どれが歌を詠まないなどということがあろうか(すべてが歌を詠むのである)。
力をも入れずに天地を動かし、目に見えない死者の霊魂も感じ入らせ、男女の仲をも打ち解けさせ、猛々しい武士の心をも和ませるものは、歌なのである。(現代語訳)
昔の言の葉の響きは、趣がありますね・・・
花の枝につけた恋文や結び文など、風流でロマンティックです・・・
で、植物とは、芽が出て、伸びて 葉っぱが生えてきて、
花が咲いて実をつけたら、ようやく 何の種か わかっていって…
本当は、咲いた花を見てみないと、結果の、何の「種」かは、わからないんですね!
花は、子孫を残すために、咲く・・・
「花・華」は、生物学的には、種子植物の生殖器官のこと (・・・ウィキペディアより)
花は、実をつけて、種を遺して、枯れて、終わって(完成!)、で、次の学びの次世に 移行する…
花は、「キレイね、カワイイね、スゴいね、…」て、いわれたい花は、いない!
寧ろ、「いい薫りね、イキイキしてるね、頑張ってるね…」と いってあげると、嬉しそうに ポワンっと薄黄緑の光を放つ… ( これ、植物がよろこんでる表現の光… )
虫が近寄ってくることが、なにより花の待望のことだから…
キレイも、汚ないも、何も関係ない…
ただ、その花としての一生を、遂げられるかどうか、が、
花としての、ただ一つの大願なのです!
故、花を咲かせて匂いで虫を呼びたい、ただ、その一念!
一途に、健気に、蕾までを育てて 顎をゆるめて 花びらを開かせる
そして、蜜の香りで、虫を喚ぶ
故に、花って、とても色気がある
エロチックな植物の物質だ
複数の雄蕊と一つの雌蕊、
だけど、出来るなら遠くにある花の雄蕊の花粉を 求めたい…
故、虫を呼ぶための香りは、必須の動向
蜜を貯めて香りを放つ…
動物その他は、フェロモンといわれる分泌物
子孫を遺すための行動の生理作用の刺激物質
花の交配は、それに特化した「はちみつ」があり、ひとにとっても 様々な効用で利用されている…
ミツバチがいなくなっなら… この世界は終わる…
みなさま、ご存知だろう…
種が、要らなくなる、からだ!
陰陽のエネルギーが、崩れていく…
もう、世の中では、「種無し◯◯」という食品が、とても 増えている
いかがなものか…
ここで、五行の相剋の例を…
木は、土に勝ち
土は、水に勝ち
水は、火に勝ち
火は、金に勝ち
金は、木に勝つ…
怒りは、想いを縮小させ
気概は、恐れを抑える
恐怖は、やる気を消失させ
喜びは、憂いを抑える
哀しみは、怒りを越える
これらの感情の推移に注目し、よろずの 愛の表現の「種」の喪失に 警鐘を鳴らすべきだろう…
同情・依存・期待では、愛の種は 育たない…
せめて、この世界が終わる前に、
自身の魂の生きる人生の目的の種に、気付きたい…
そして、今、愛の種を撒いて 自らが 動こう!
わたしたちは、 今、ここに生きる、みんなで一つの光の生命(いのち)です。
本日も、ありがとうございました。(^^)/ happy~
Ps. 2023,12,22日、冬至です
本当に、やりたいことをやる 生き方へ、シフト!
問題を処理して、問題のない人生へ・・・
2024年は、もっと、自由に・・・
ひとりひとりが、輝く!
(Yahoo photo;葉ボタン…愛で包む)