『内閣支持率46.1%に下落 “解散”練り直しか「今年は無理」「解散権をもてあそんでいる」との指摘も』

 

 

FNNがこの週末に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率は、5月より4ポイント余り下がり、46.1%となった。

この支持率の下落が、岸田首相の今後の解散戦略に与える影響について、国会記者会館から、フジテレビ政治部・梅田雄一郎記者が中継でお伝えする。

政府与党内では、2023年秋ごろの解散が有力だとみられていたが、支持率の下落を受け、戦略の練り直しを余儀なくされることになりそう。

「解散風」が収まった週明けの19日、岸田首相は、新茶の贈呈式に出席するなど穏やかな空気が流れているが、支持率の低下で、与党内の空気は穏やかではない。

内閣を「支持する」と答えた人は46.1%、「支持しない」は49.2%で、3カ月ぶりに不支持が支持を上回った。

また、自民党と公明党の連立を「解消すべき」と答えた人は、53.1%にものぼっている。

こうした数字に、与党議員からは、「2023年の解散は無理」、「2024年秋の総裁選まで解散しないのでは」といった声が、続々と上がっている。

また今回、首相自らが解散を匂わせたことで、政府与党内から「解散権をもてあそんでいる」、「国民目線で真剣に考えていないと見られてしまっている」といった厳しい声も出ていて、今後、解散のタイミングの判断は、これまで以上に難しくなりそう。

 

G7を経て上がった支持率が下落してきた、という記事。

正直なところ、これでもまだ十分高い。いや、高すぎる。

というより、この政権、引いては岸田政権のどこが支持出来るのかさっぱり分からない。

彼らのしていることはハッキリと言えば小学生のやる学級会クラス。いや、それ以下かもしれない。

その程度のレベルなのにどこのどの部分を支持しているのかが分からない。

 

常々思っていたことだが、日本人は何を見て政治を語っているのだろうか。

普通に考えれば支持できるポイントなんて微塵も存在しない内閣に半数近くの人が「支持をする」と表明している事は、世界にとってみれば「異常事態」なのではないだろうか。

そういった意味で日本は今、異質そのものと言えるだろう。

まぁ、そうした体たらくだからこそ20年以上もデフレが続いて、そして今物価高騰、インフラ料金値上げを受けてなお「何も言わない」を貫いているどうしようもない国民性が持続されてしまっているのだろう。

 

今の日本国民は、一体何を考えているのか。

いや、あるいは何も考えていないのか。

 

今を潰して存在する未来などないというのに。

今を大事にするからこそ未来が明るいというのに。

同じ血が流れているはずなのに、そろそろ違う国の人間を見ているような感覚に陥ってしまいそうだ。

 

現在我々に迫ってきている逆境で、少しは「考える」ことを切に願う。