こんばんは、梅星子です。


公文の話の続きです。


幼稚園のお友達の紹介だったので、

公文の教室は家から少し距離がありました。

仕事の私に代わり、

母が主に送迎をしてくれました。


公文のある日は学校の近くへ迎えに行き、

そのまま公文へ送る。

その際に途中寄り道しては、

アイスクリームや焼き芋を買って

食べながら行くのが楽しみだったようです。


送迎してくれた母(時に父)へは

今でも感謝しています。


けど、公文の教室の目の前まで来て、

やっぱり今日は行きたくない。

今日は嫌だ、と言う日もありました。

そんな時は私に電話が来て、

電話で褒めてもおこってもなだめてもだめで

慌てて公文の前まで行った事も

何度もありました。


なぜここまで来て行きたくないのか、

何が嫌なのか。

全くわかりませんでした。


二つ上の姪っ子が遊びに来ていた夏休み、

一緒に送っていって、

教室の目の前で嫌がる娘に

姪っ子も驚いて、

いや、ここまで来たら頑張って行ってきなよ、

と、声をかけてくれたりしましたが、

とにかく嫌だ行かないと。

ブチギレて、引きずって公文の教室まで

連れてった事もあります。


こう振り返ると、、

宿題以外でも娘の中で葛藤があったのかな。


学校や公文の教室ではとても優等生(各先生談)、

だから疲れてしまったのか、

それとも何らかの理由があったのかな。

結局何がいいのか、何が悪かったのか、

わからないままそんな日々を過ごしてました。


最近、娘が話してくれました。


学校で皆んなが遊んだ話をしていても、

私は遊べないからいつも寂しかった。

だから話には入れないしつまらなかった。

公文をやめたら時間ができて、

お友達と遊べるようになって、

学校も楽しくなった!!


娘が一番忙しくしてた時には、

月曜日〜金曜日まで習い事が入ってました。

送迎も疲れるから、そりゃ娘も疲れたよなと。

今では反省しますが、

本人の意向を聞いて、辞める選択をして

本当に良かったなと思います。


本当ならもっと早く辞めさせても良かったのかも

とも思いましたが、

バレエと同じく、4年近く続けた事が、

本人の中で自信にもなったようで、

公文のお友達もできて良かったし、

先生も大好きだったから、

公文やって良かったよ、と言ってくれて

これまた娘の言葉に救われました。



最後に、公文やっていて1番良かった事。


公文の先生に最初にもらった

読書ノート。

一冊読むごとにシールを貼れるので、

これが楽しくていつも絵本などを読んでは

書いて持って行き、シールを貼り

楽しんでいました。


後半は短編集を一話ずつ書いたりしてましたが、

とにかくよく本を読んだので、

本が大好きになりました。


公文の宿題で、今までに読んだ本が出たりすると

またその本を読み返したり、

逆に宿題で気になった内容の本を探したり。


公文の教室と図書館が目と鼻の先で

すぐに図書館へ行けたのも良かったし、

娘が読んだ本を、先生が見てくれて

声をかけてどんな本?貸してね、とか

読書の会話をたくさん沢山してくれて

本が大好きになったのです。


公文の先生からいただいた、

雪の結晶のしおりも大切な思い出です。


公文の読書ノート、

確か100冊書けるのですが、

5冊くらいになっていたかと思います。


ベテランの先生でしたが、

学校でのことや、読書のことなど、

すごくたくさんの話を聞いてくれて、

この先生に出会えた事と、

読書習慣がついた事、

これは娘の一生の宝になったと思います。


これから生きていく中で出会ういろんな事、

楽しい事だけでなく辛い事もあると思うけど、

そんな時に本の世界が心を支えてくれたり、

道を教えてくれたりするよ。

どんな勉強も読解力が基礎になるので

沢山、たくさん本を読んでね。

そう言ってくれた優しい先生の言葉、忘れません。


私の中ではとりあえず、

公文に通って良かったね、と、

やってて良かった、公文式!

で、終われました。


娘の心もそうであることを願ってます。


公文の話、おしまい。