朝早くから

兄より電話


父の容態が、更に、悪化したらしい

血圧の低下、発熱

意識レベルの低下

緊急ではなく、連絡だった


明日、お見舞いに行く予定だった

また

明日実家に泊まる予定



不味い事に

明日の締め切りの仕事が終わっていない


午前中

頑張ったが、捗らない(;´д`)トホホ…


午後

妹から電話

予断を許さない状態のようだ


仕事をなんとか終わらせて

原稿を送った


病院に行こう


18:30頃

最寄り駅に辿り着く

今日の夕日は綺麗だ


タクシーは

(# ゚Д゚)

来ないねえ

駅の付近にもいないねえ(;´д`)トホホ…


歩くかあ


病院の周りの畑に水がはってある
ああ
田植えの季節か

病室には

兄一家、妹、母がいた


父が息をしているのを見て

安心した


父は、意識がないようだ

息の間隔が長い


もう

辛くはなさそう


父は、薄目を開けてこちらを見る

灰色の目だ


私は、ビックリするくらい

なんの感情もわかなかった


妹が

「頑張れ〜努力して!」と

父に声をかける


無理しなくていいよ〜



兄と母は

病院に泊まる予定

母は

恐らく

この病院の泊まりで体調を崩すだろう


私と妹は帰ることにした

私のみ実家に泊まっている


実家に一人でいる


やっぱり

夜は、全く眠れないね


カエルの声が、凄い

実家でカエルの声を聞いて

眠るのは

何十年ぶりだろう



ああ

これから

辛いことが起こるだろう