処世術
世渡り上手というか、処世術というか、私は、昔から苦手なもので…
でも、実は、そういうのが一番大事で…
もう少しそういうのが、できたらなぁと、思うことが多々あります。
学生の頃、担任の先生に、先生に嫌な所があったら直します。先生の悪い所を、書いて下さい。と言われ学期末に作文を書かされました。
変な宿題だな…
そう思いながら、私は素直に先生の嫌な所、嫌だった瞬間、なるべく思い起こし、事細かに書いて提出しました。
後から、周りの子に聞くと、何言われるか分からないから、先生に悪い所などありませんと書いたと聞き、青ざめました。
正解
先生に悪い所など、ありません。
◎正解
先生に悪い所など、ありません。
先生が、担任で良かったです。
結局、次の年も、同じ先生が、担任になり、気まずい一年を過ごすはめになるのですが、
新学期早々、私は、一人呼び出され、しこたま怒られました。
そして書いたのです。作文の反省文を…
シュール
書けと言うから書いたのに…
嘘をついたわけでも、何かをコピーしたわけでもないのに…
お年を召されていた先生は、血圧を赤い印まで、あげておっしゃいました。
「ひどいじゃないか!私は、教師やってて、こんなこと言われたのはじめてだよ。」
その時思いました。
言葉には、すごい力がある。
だから、選ぶんだ。