田上 陽一(作曲家・ギタリスト)
一人芝居の女優たぬきが綴る「勝手に」ひとりごと

現在、石井竜也さん池田綾子さん
小柳ゆきさんしょこたんと
仕事をさせて頂いている
陽一ですが・・・・・・・・

18歳で鹿児島を離れ福岡に(音楽の専門学校に)
そこでの生活は大変だったようです。

知り合いにお願いして下宿は確保しましたが・・・
先方の事情でそこを出なくてはならなくなり・・・そのことは・・・
両親に心配かけたくないとの事で・・・知りませんでした。
友人の所にも長くはお世話になれず・・・
でも、学校だけは何とか休まず・・・・
公園などで夜を明かす事もあり、そこでの出会いが
今の陽一の原動力になっているのかもしれません。

寒い季節・・・ギターを抱えてベンチに座っていると
ホームレスのおじちゃんが・・・
「兄ちゃん、ギターやってんのか?大変だろうなあ
でも、がんばれよ!」
と言って欠けた湯のみに手渡してくれた一杯の酒・・・
「身体、暖まるよ」
口数の少ないおじちゃんの一言一言が身にしみて・・・
おじちゃんに「ありがとうございます」と言った後
少し離れたベンチで休んで・・・・・明け方・・・
まわりが騒がしいので起きてみるとーーーーー

「もう、死んでいるよ」

夕べのおじちゃんでした・・・・
酒を飲んでそのまま・・・寒い夜・・・凍死でした。

そのとき決意したそうです。

「音楽の世界で立ち上がって毛布の1枚でも
ホームレスのおじちゃんたちにあげられるように
なろう!」

それから卒業して東京へ・・・・
鹿児島を旅立ち12年・・・・まだまだこれからです。

応援宜しくお願い致します!!

*近く、陽一の活動で驚きの発表ができるかもしれません?!