今日から清元「北州」のお稽古に入りました


念願だった物です

北州とは吉原の事
廓の四季の風物を絡めた御祝儀もので

遊女、客、太鼓持ちなど吉原を彩る18もの様々な役柄の踊り分け

また粋さと抑制の効いた雄大さもなければならないかと思います

これと「梅の春」は
私にとってThe 楳茂都 of 楳茂都の難曲

合いの手のそこも舞ます!?と、とにもかくにも手が多く、扇の扱いも難しい

物凄く脂肪の少ない
めちゃくちゃ噛みごたえのある超高級肉のような作品←何ですかその表現は🙇

しっかり喰らいつきたいと思います
完食叶いましたら御慰み🙇

清元「北州」

およそ千年の鶴は 万歳楽とうとうたり 又
万代の池の 亀の甲は 三曲 にまがりて
曲輪をあらわさず 新玉の
 
霞の衣えもん坂 衣紋つくろう初買の
袂ゆたかに大門の 花の江戸町 京町や
背中合せの松かざり 松の位を見返りの
柳桜の仲の町 いつしか花もちりてつとんと
見世清掻きの風薫る 簾かかげてほととぎす
鳴くや皐月の菖蒲草 あやめもわかぬ一単物
いよし御見の文月の なき玉章の灯篭に
星の痴話言 ささめ言
 
銀河と聞けば白々と 白帷子の袖にそよそよ
はや八朔の白無垢の 雪白妙に降りあがり
なじみ重ねて 二度の月見に逢いとて見とて
合せ鏡の姿見に 露うちかけの菊重ね
きくのませたる禿菊 いつか引込み突出しの
約束かたき神無月に 誰が誠より本立の
山鳥の尾の酉の市 妹がり行けば千鳥足
日本堤を土手馬の 千里も一里通い来る
浅草市の戻りには 吉原女郎衆が手鞠つく
 
ちょと百ついた浅草寺 筑波の山のこのも彼面
葉山茂山おしげりの しげきみかげに栄えゆく
四季折々の風景は 実に仙境 かくやらん
隅田の流れ清元の 寿延ぶる太夫どの
君は千代ませ 千代ませと 悦びを祝ふ 天ぴつ和合神
日々に太平の足をすすむる 葦原の国安国と舞ひ納む

なんて燃えて夕方帰宅しましたら、ムスコがホワイトデーのメロンパン作り(←何でそんな面倒くさいのにした😣💦)


ボウルとカップと粉の残骸で現場はカオスでした😣😅

家が燃えてなくて良かったなぁ…