昨日はスポンサーシップについて改めて考えさせられてしまい、これをお読み下さり、少しでも興味を持って下さった方にお一人でも多く舞台に足をお運び頂けるようお願いしたいと書いております。

きっかけは私がいつも楽しみに拝読している羽生結弦選手応援ブログの人気ブロガーさんのお一人、みみゆんさんの「ハビエル・フェルナンデスのもう一つの世界」と言う記事でした。

みみゆんさんはスペインにお住まいのご経験があり、貴重なスペイン語の記事を翻訳して届けて下さっています。

私も羽生選手の大ファンですが、この度の記事には本当に身につまされ、改めて考えさせられ、悔しい思いで拝見していた羽生選手の銀メダルに対する思いも変わる程です。

快くご了承下さったみみゆんさんに感謝して記事を貼らせて頂きます。

《ハビエル・フェルナンデスのもう1つの世界》4/4付MARCA

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先週の土曜に金メダルを獲得したハビエル・フェルナンデスだが、彼の現実の世界もこれからスタートする。今日から日本に発ち、それから、アメリカやカナダまで続くショーツアーが始まる。

フェルナンデスは現在、次のシーズンへ取り組むために十分な資金を調達したいと考えており、20回以上のショーへ出演する予定である。



素晴らしい演技の振り返りはまだ世界のメディアで行われているが、ハビエルは、大企業とコマーシャル契約しているライバル選手たちと対等に戦うために必要な支援は、未だに足りない状況が続いている。



現在唯一の支援先となっているのは、ムルシア・カトリック大学である。土曜にボストンで披露した、あのプログラムにかかる費用は3万ユーロ、衣装だけでも3千ユーロに達する。



フェルナンデスの友人で、スケート関係者でもあるホルヘ・セラディージャは、この2度目のタイトルが、彼のキャリアの中でターニングポイントになる事を期待している。

セラディージャは個人的に、様々なコラボ企画を持って、多くのスペイン企業を訪問したが、常に同じ答えに出会うことになった。



『我々の企業イメージは、あなた方のスポーツとは合わない。』



「彼らはスケートの世界のことも、スケートの世界にいるハビのことも、何も分かっていない。」

とセラディージャは嘆く。

今後は様々な提案が具体化し始めることを、彼は信じている。これまでも常に乗り越えられないほどの困難に出会ってきたからだ。



「僕らは落ち着いているよ。だってハビエルがあちこちでたくさんの仕事をしているのを分かっているから。」

と言う。



フェルナンデスは、日本でのショーを終え、カナダでのショーが始まるまでの4/18-24の間、スペインに戻ってきて、いくつかのテレビ番組にゲスト出演する予定である。



メディア出演による、選手のイメージ価値やSNSへの影響を、ある計算式に当てはめると、2度の世界王者のハビエル・フェルナンデスの市場価値は、約2500万ドルであった。

しかし、その金額はスケート普及が道半ばの、スペインのような国では、ほとんど役に立っていない。



ハビエルは、この現状のなかで、将来的に選手にアドバイスや支援を提供するためにも、自分の専門知識を活用したいと望んでいる。



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ハビの資金問題は
これまでたびたび書いてきてけど

まだこんなに
たいへんとは。。

企業イメージに合わない…とまで。。

ふたりは同じ世界にいるのに
ANAさんとゆづの関係をみると
ハビの状況は悲しい…
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たしかに
アグレッシブ(良い意味で)なイメージ好きな
スペインと
スケートの繊細で美しい世界

求めるものが
ちがうかもしれませんね…


ハビの苦労はこれからも続きます

ワールド連覇しても
現実はなかなか苛酷。。

ハビの来季の戦略、スペインでいろいろ話すと思うので
お知らせできればと思います

スポンサー方面の活動も
また頑張ってほしいです


以上みみゆんさんの記事の一部を転載させて頂きました。

全文を是非こちらで


私のような者とて、勿論目指したいのは最良の演者、衣装、装置による素晴らしい舞台ですが、先ずはそれに携わる人、又お客様に増えて頂かなければ何も始まらないと気軽な体験教室とブログを始めました。

日舞も良い舞台を作ろうとすれば良質の指導者、衣装、装置が必要で、それは出演者の負担となります。

イコール敷居の高い物になってしまい、後継者も、必然的にその観客も多いとは言えない状況です。

まだ沢山のお客様、又出て行けるショーがあるフィギュアスケーターさんは私達より恵まれていると思っていました。

しかしこの度の記事で、それ自体は何か生産するわけではない芸術の分野を育てるには相手を理解し、尊重して下さる良質のスポンサーシップが必要で、共通の永遠の課題なのだと改めて痛感致しました。

企業の大きな支えも勿論ですが、お客様が一人でも多く舞台に足を運んで下さる事はさらに大きな支えで、また企業様の望む所でもあり、もしかすると演者にとってはそれが一番嬉しい事かもしれません。

この記事をご紹介させて頂くと共に改めて応援をお願いしたいと思っております。

(ちなみに私のスポンサーは自分自身!? お昼のパートですw家族の理解に感謝です。現在年一回程度だけ本舞台での発表の場を持たせて頂いています)

これを機会にブログランキングにも参加致しました。

少しでも応援して頂けたら嬉しいです。
お仲間も増えると良いな

手毬押して下さいますか? 何卒よろしくお願いいたします。


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